ジャッキー・チェン主演映画「レッドブロンクス」

もしかしたらTVサイズだけだからか知らないけど、あの足の悪い少年との別れのシーンとか、事件解決して良かったなみたいなのが一切なくて、悪者に仕返しをしたところで終わりというザックリ感はいつもビックリします。普通ならあの姉弟との別れのシーンとか、姉が今後は弟のために真面目に活きていくことを誓うとか、そういうラストシーンはいらない、ジャッキーのアクションで事件解決でめでたし、めでたしという所で終わるのは残尿感も感じるけど、この割り切りは凄いなあと思います。あと最後の悪玉を退治するところはジャッキーのアクションで終わりではなく、コメディタッチの仕返しで終わりというのは、アメリカ市場を意識しすぎたからああなったんでしょうか? その直前が有名なアクションシーン連続だけに肩透かし感がラストに強く感じる作品です。