「若いハート」から離れたメディア

マスメディアの一番の問題は、自らが「権力である」ことへの自覚の不足である上に、自らが勝手に作った「権力との戦い」というのがメディアの存在意義になっている、まあ要するにお上よりもマスコミの方が信用ならないと思っている人が一般庶民に増えてきたということであり、それに対してマスコミが無自覚過ぎるということだと思っています。結局いま若い人に人気ある人達って、マスコミとしっかり喧嘩している人達になってきてる。でも自分たちこそ“反権力の旗手”だと疑っていないんだとしたら、そりゃ今の状況は都合悪い上に訳分かんないだろうなあ。
(殿下執務室)