9億円馬、その名はミスターセキグチ

もうこの方のこういう所業に関しては、「もう好きにしてください」としか言葉がないです(笑)。しかし世間的にはすっかり上がりの成金社長や二代目社長たちが、セリで高値を付ける良血馬ばかりを買いあさり、とにかく武豊を乗せたがるという状況は、ブランド物を身分不相応に買いあさる若い子や、株に浮かれるIT長者とどう違うのかと思いたくなりますよね、この人たちがいる限り日本の大手生産界は安心なんでしょうけど、この後が本気で怖いです。日本が競馬が元々好きではなく、ただただステイタスを求めて馬主になって成金っぷりをあらわにしている人たちが、生産界とか血統の連続性とかを無茶苦茶にしていったツケって、いつぐらいに日本の競馬界全体が支払うことになるんだろうと、今から怖いです。もうとっくに支払わされていると言えるのかも知れませんが……。
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