大脇里村ゼミナール・大脇さんの「笑いのシンポジウム3」の反省文

先日の「笑いのシンポジウム」のコーナーについて、大脇拓平さんのWeb日記より。

ただ、漫画「ベルセルク」での執拗な盛り上がり、中世ヨーロッパの拷問器具「アイアンメイデン」辺りでの5人の一体感、あれはやりすぎたような気がします。自分達が楽しみすぎた。反省して次に活かします。

確かに一部のお客さんは受けていたけど、お客さんは多くがほったらかしになっていたように思えますが、でもこういう盛り上がり方自体は非難されるべき事でも、反省するべき事ではないと思います。反省するべきはこの内輪の盛り上がりにお客さんを入れることが出来なかっただけで、内輪だけで一体感を作って盛り上がること自体は、先輩芸人さんも沢山やっていることです。
だからこの人達の笑いはこういうものなんだ、この一体感に自分たちも入りたいと思わせること、そしてそのように観客を巻き込むことを目指して欲しいし、それが出来なかったことは反省しても良いのかも知れませんが、まだライブを作りだしたばかりなんですし、演者で空気を作り出すことに成功しかけているのなら、次は観客を巻き込むことを目指してほしいですねえ、次は「ベルセルク」読んでいこうと思わせたらこっちのものです。
こんなこといって何様なのか分かりませんが(笑)、でもやっぱりライブって、特にインディーズのライブってそうやってお客さんと作っていくものだと思いました。
(前略、大脇拓平です。)