朝方に見たチャンピオンズリーグの話
生放送ではユナイテッドの落日を、そして次のリピート放送ではウディネーゼの悲劇を見ましたが、まあ正直両方とも自業自得の側面が、特に監督采配であった気もしました。
- BENFICA 2-1 MANCHESTER UNITED(FOOTBALL MANIA)
- 漫遊OUTの余波(すべてが蒼に染まるまで)
- マンU、グループD最下位で敗退(スポーツナビ)
- 世代交代進まず未熟さ露呈 1次リーグ敗退のマンU(スポーツナビ)
- ビジャレアル、歴史的快挙(MARCA)
結果もさることながら、局面局面において、完全に“大人と子供の違い”を感じることが多かった、もちろんベンフィカの方が大人のチームという意味で、そしてこの崖っぷちにおいても、戦っている選手が気持ちが空回りしているような選手を含めたしても、ユナイテッド側の選手にほとんどいなかったことがショッキングでした。戦う気持ちを持ってピッチに現れた選手もどんどん気力を失うか、空回りの方に流されていく姿はユナイテッドファンでもない僕でも悲しかったのですから、ファンの方はどんな思いで見ていたんでしょうか。
高木琢也さんや粕谷秀樹さんの言うように、監督を変えるのがまず一番必要なことだと思うんですが、ファンはみんなそれに反対している状況のようで、よくチームに『アンタッチャブルは要らない』という言い方をしますが、監督がアンタッチャブルになってしまっていることの恐ろしさですね、日本代表もそうなっているだけにそのことの重大さは身に染みます(苦笑)。
このタイミングで移籍して、プレイ時間が少ない朴智星は可哀想だし、ファンデルサールは本当にクラブチームの引きが悪いですね。
- UDINESE 0-2 BARCELONA(STADIO FRIURI)(FOOTBALL MANIA)
- ブレーメン、奇跡の突破/CLグループC(Football Weekly)
- ブレーメン大勝 逆転で決勝トーナメント進出(スポーツナビ)
- バルサに感謝のブレーメン(uefa.com)
正直『フリウリの悲劇』と言って良い結果だと思うのですが、解説の川勝さんも指摘していたように、ウディネーゼの徹底しきれなかった守備的戦術と、コズミ監督が最後の最後でチキン采配をしてしまったことに尽きると思うので、この結果はそうなるべくしてなったという気にもなるのですが、コズミ監督はこんな大舞台でやるのは始めてなわけで、ほとんどの選手もそれは同じなのですから仕方ないかと思う半面、やっぱり物凄いもったいないと思います。今はとにかくブレーメンが踏ん張ったことでドイツ勢がバイエルンだけにならなくて良かったと思うだけです。
しかしUEFAカップはシャルケかウディネーゼにファイナルまでは上がってほしいと心から思うわ。アルトメディアやリールも捨てがたいですが。
- グループ首位を確保したユベントス(スポーツナビ)
- デル・ピエロが金字塔を達成(uefa.com)
- デル・ピエロ:「将来?同じ海岸には同じ海がある」(GOAL.COM)
正直、ユーベはどうでもいいけど、この人にはキャプテンとしてビッグイヤーの一つぐらい掲げさせてやりたいし、イタリア代表でも10番付けてスターティングメンバーでワールドカップの舞台に立たせてやりたい。後者は無理っぽいだけに前者だけでもと思っていたけど、それもそろそろ厳しくなってきたのかなあ。
- 関連:UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ 第六節 雑感(ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾと私)