女芸人というわけでなく、芸人全体の一般論として考える

これ女芸人に限らずという話題に思えてきたので、ちょっと一般論にしますが、結局いまのお笑い芸人、特に若手に関しては、いかにセルフプロデュースに長けているかというかというのが重要なのかなと最近思うようになっています。
つまり自分たちの面白いところ、お客さんが魅力的に感じているところを、増幅できる人というのが勝ち上がっていっているという思い最近強くしています。
baseよしもとのビーニ、ビーサンバトルなどを見に行くようになって感じたことは、圧倒的に才能の差がある人たちはいることはいるけれど、個々のお笑いの才能、キャラクターに関しては、流石にあそこまで勝ち残った人たちというのは、そのほとんどがほぼ横一列でかなり高いところにあるというのを日々感じています。
結局そこから上がっていく人、落ちていく人というのは、自分たちの良さとか、世間的にどこが自分たちの魅力になっているのかという所を理解するかしないかというのがターニングポイントになっているように感じました。
その中でも特に女性芸人というのは、「女芸人はこうなくてはいけない」というのがしっかりとありすぎるので、それとは違う魅力がある人たちは、今後しばらく苦労するというか、ファンからすれば勘違いという言葉はキツイですが、苛々するところにはなっていきそうです。別に女芸人が全員が全員、ブサイクやキワモノ的な売り方をしなくても良いと思うし、逆にいうと男芸人の多くはそれからもう脱却しているわけで、そこに居残ろうとするのはかえって女芸人の地位を上げられないというか、いつまで経っても変わらないんじゃないですかね、特にいまの若い女流漫才師の多くには実力派が多いだけに余計にそう思います。