M-1グランプリ2005 大阪1回戦3日目

ダラダラと時間かかっていましたが、書かせていただきます。合格者リストはM-1の公式サイトか、¥15,000日記さんにてご覧になってください。

この日は長居で「セレッソ×ジュビロ」を見るために途中で抜けることになっていたのですが、Dr.ハインリッヒがかなりギリギリ、大和魂まで見ていたらちょっとキックオフに間に合わないかなという感じだったので、途中までになります。ちなみに最初の数組も見れていなくて、二年連続一回戦突破のサラリーマンコンビの過剰在庫も見れませんでした。以下、合格と不合格に関係なく印象に残っていたところだけレビュー。

王(キング) 合格

4人組のコンビ、僕がいなかった時間帯は分かりませんが、この日一番客受けしていました。電車道を人数だけでなく思い起こさせる不条理な設定が魅力的でした。実は今回のM-1・1回戦はかなり三人以上コンビがほとんど合格していたのですが、ここが一番面白かったですね。

ハルミトン 不合格

暗いしゃべりで相手の親の文句を言い合うというコンビ、あのたどたどしい感じが、緊張からなのか、それとも狙いだったのかが凄く気になっているので、もしインディーズライブとかに今後出るのなら見に行きたいです。

銀シャリ 合格

寿司のネタ、面白かったことだけは覚えています。

メガトンパンチ 合格

財布をなくした人と心理テスト、漫才中に財布をなくしたことに気付いて漫才に集中できないというのは良くある設定ですが、心理テストとよく絡められていました。

タナからイケダ 合格

三億持ってたら何をするかというネタで、一億五千万円の金庫二つ買ってお金を守るとかそういうネタ、「三億持っていたら」を「三番ショート二岡」とききまちがえる下りはこの日のベストフレーズの一つ。

パラフィンキック 合格

子供の頃のくだらない遊びのネタ、10回クイズとか「ここ1階、ここ5階、3階どーこだ」とかをネタにしていくやつで、まあ手垢の付きまくった設定ではあるんですが、流石にこのコンビはこのステージでは外しません。

つばめがえし 不合格

ごめんなさい、唯一のネガティヴエントリーなんですが、正直これは厳しいだろうなあと思いながら見ていたんですが、やっぱりダメでしたね、ただ京風ゆばちりめんみたいに、酷かったという印象すら残らないのと、良いのかというと微妙です。

ごったに劇場 合格

今日もオバチャンは強かった。

島根県 合格

フレディ・マーキュリージョン・レノンの扮装をして登場して、何でもオノ・ヨーコに結びつけるというネタから、中盤から最後にかけてジョン・レノンフレディ・マーキュリーの胸に平手とゴムパッチンを打ちまくるというネタで、場内大盛りあがりでした。おそらくリハーサルから相当やっていたと思われ、フレディの人の胸は出てきたときから真っ赤かでした(笑)。「お笑いとか知らんねん」は今日のMVPフレーズ。

レールウェイズ 不合格

突然、このあたりの水準の人たちが落とされるようになったのが、二週目に入って厳しくなってきたところです。

たわわ 不合格

ちょっと気になったので触れるんですが、このコンビは「キテレツ大百科」の『お料理行進曲』のメロディに合わせてネタをしていたのですが、はっきりいってあのメロディがこの曲だと言うことが誰にも分かってなかったし、この曲をチョイスする必要性も別になかったネタのように思ったので、もうちょっと分かりやすい曲でやったほうが良かったんじゃないかなあ、この歌にする必要性がどうしてもあるのならともかく無かったですからね。

Dr.ハインリッヒ 合格

ネタはいつもの「昆虫採集」でしたが、客ウケなどもかなり微妙なところで、正直ギリギリ合格な感じは否めませんでした。baseのビーサンバトル一回目でもそうでしたが、なぜここで今更「昆虫採集」を持ってきてしまうのか、この辺の弱さがどうも引っかかりますし、大舞台での弱さとかも感じるところですし、やっぱりここはまだ準決勝も厳しいかなという思いを強く持ちました。

この日の感想

ビーコード経験者やインディーズで評価の高いコンビにかなり厳しい判定がこの日ぐらいから下りだしてきました。あと今日は三連休の初日ということか、九州などからの参戦も多かったのが特徴的でした。
4日目、5日目については明日付で書きます。