野球のワールドカップが終了、優勝はキューバ、日本は5位

日本はアマチュアチームで挑んで準々決勝でほぼオールプロの韓国に敗れて、5位決定戦進出をかけた試合で相手のアメリカが回避したので5位決定戦に進出しましたが、僕があるアマチュア野球ファンの方でJ SPORTSに入っていない人に、準々決勝の相手はオールプロの韓国という話をした際に、『韓国必死やなあ』という反応があったのですが、ただ実際そこまで必死にやっても、キューバの9連覇を阻止できなかったわけで、むしろ日本やアメリカの自分たちの国のリーグさえよければ良いというう姿勢が、いかに世界の野球文化の足を引っ張っているか、こういうところにベストメンバーを派遣できないで、オリンピックなどでの野球の存続を願う無神経さというのを改めて感じるシーンでした。日本からは唯一ベストナインに選ばれた、三菱ふそう川崎の高根沢捕手はおめでとうございました。
しかしJ SPORTSで流れていた試合でビックリしたのは、オランダの野球場が客席こそ少ないものの、内野・外野ともに素晴らしい天然芝の野球専用スタジアムが大会会場に使われていたこと、やっぱり欧州が特にオランダのようなスポーツ大国がちょっと本気になったら確実に日本の野球の国際的な位置づけは一気に脅かされると改めて思いました。なんでこんなオランダではマイナースポーツであろう競技のために、狭い国土であんな良い専用スタジアムが用意できるんでしょうか、羨ましいというか、オランダがサッカーや水泳といった様々な競技で、人口の割に活躍しているのかよく分かる野球の世界大会でした。