父内国産馬奨励賞についての提案

父の父も内国産というのは、確かに一番燃える要素ではあるのですが、それにしてもこの手の議論は十年以上前から古参ファンと最近のファンがまるで噛みあわないし、それ以上にJRAにもう日本特有の血統をとか、過去にJRAで走った馬の産駒がみたいな物語も全く期待していないというか、必要としていないの丸出しな感じだし、実際にそういう“血のドラマ”的な煽りは競馬の売り上げになんの貢献もしないように考えているような気がするので、こんなに良い提言なのに現実的な話として落とせなさそうなのが残念です。
サンデー系を除くと現実的にサクラバクシンオーを経由したテスコボーイ系と、サッカーボーイを経由したディクタス系以外は風前の灯火となっている父系ばかりというのは、こうして産駒数で現実を見せつけられると恐ろしい思いです。パーソロン系もこのままだとヤバイし、マルゼンスキー系もノーザンテースト系同様に途絶える寸前ですよ、この状況って、何とかならんもんかなあと思う、昔に少しだけどっかで誰かが言ってた、売り上げ不振に苦しんでいる地方競馬は○父専門にして特徴を出したらいいという意見ありましたが、そんなんじゃあもう遅い感じですもんね。
(Anyway Goes!)