「第52回上方漫才まつり」

途中までメモ取っていたんですが散髪に行くことになったりしたので、フットボールアワーまで見た頃に時間になったのでそこまでしか見れていません。
この番組は関西ではそこそこ以上に伝統のある歴史のある番組で、たまにM-1などに対する評価として「一番を決めるのは嫌だ、ここに選ばれた人たちは凄いんだから順位付けをする必要はない」という批判にある程度応えるものになっていたと思います。ここに選ばれること自体が一流の証拠みたいな所はあるでしょう。
しかし司会が浜村淳じゃなくなってから、番組的に威厳というか権威がなくなった感じ、司会のMBSアナウンサー二人ではやはり軽いという印象は否めない、なんか普通の漫才番組になってしまいましたね、生放送ではなくなったのも大きいし、MBSが最近始めた「漫才アワード」という賞レース番組がダメダメだったりするのも含めて、毎日放送は演芸番組が作れるスタッフがいなくなったのかなあ。以下、見ていたところで気になったところだけ。

おー、ついに「上方漫才まつり」に呼ばれるようになったかあ、ただ松竹はますだおかだアメリカザリガニが東京に行ったから枠が余った感じは否めない、これは後のオーケイも同じか、でもそれならダックスープシンデレラエキスプレスを出してやってほしい気もする。

あーなんか最近面白いと思えるようになってきた。

小杉さんの髪の毛の掴みは今後完全に何十年もブラマヨの掴みとして定着して定番芸となっていくんでしょうね、ネタは「1回目のデートでどこに行く?」の方で、僕は「彼氏が東大生というのを隠している」というネタが嫌いなのでこっちで良かったんですが、ここはなんか安定してしまったなあ。

このコンビは一時期完全に、関西のテレビの主要な演芸番組からは消えていたのですが、近年華麗に復活を遂げた感じです。このタイミングで復活してくることも凄いですが、そこでやっているネタが、あんなに身体を張って舞台広しと走り回ってどつきあって倒しあっているのは凄いわ、若手はアレを見て何も思わないのかと思いますもん。だってネタ中にも言ってたけど平川師匠64歳だよ、凄いわ。あの年齢であんなネタやられるってだけで第一線に戻ってくるのは当然ですよ。

とりあえず僕が見た時間の中で唯一、おもいっきり分かりやすく編集されていたのがこのコンビでした、またタイムオーバー癖が戻ったのか(笑)。ネタは2003年のM-1本戦でやった「家にある家電が喋るようになったら」というネタ、結構改良されていたけど、麒麟は今後のことを考えると場所を問わず、川島さんだけが立ちすぎるネタはもう極力控えたほうが良いと思う、この番組は目の前のオバチャン笑わさないといけないから、こういうネタは必要だけど。

ようやっとリハビリ期間は終了したね、そうなると全盛期を知っている身からすると物足りなさが残るなあ、早く完全復活してほしい。

先日の「上方演芸ホール」のネタが物凄く面白くて、今回はちょっとかなり期待して構えて見過ぎた、いや面白かったんですよ(笑)。

「浪速の賞金稼ぎ」みたいな紹介されていたけど、フットボールアワーますだおかだもそうですが、M-1で出し切った余波が続いているなあ、フットボールアワーM-1にやっぱり出といた方が良いんじゃないかなあ、別に過去の優勝者だからといって優勝が義務づけられているなんてことはないんだし、この辺が後藤さんが「完璧主義者」と言われる所なんだろうなあ。

床屋から帰ってきてここは見れました(笑)。カウスボタン、こだまひびき、そして阪神巨人を間近で見れる関西の若手はやっぱり東京勢の何十倍も恵まれてるわ。