今日の昼に見たテレビ〜つーか笑い飯三本の感想

「いとこい・やすきよの祝!上方演芸マンザイ殿堂入り」

音消して作業しながら気になったところだけ音つけようと思ったのですが、笑い飯の所だけしか見れませんでした。ビデオに録っていたので後から見れると思っていたからなんだけど、そういうわけで笑い飯だけ感想。
「街中のマナーの悪い人」から「ガムの妖精が噛んだガムのポイ捨てを注意する」というネタでしたが、いやこれ面白いわ、「ガム」は「ワシントン」以来のヒットかも、これをもっと膨らませて出来れば、M-1どうこうというのは分かんないけど、こういうネタが出来るのなら笑い飯は大丈夫だわ、一安心です。今日は久しぶりに笑い飯に大いに笑わせて貰って凄く嬉しい。5月5日は笑い飯の日に変えてほしいぐらい*1

「麒麟・千鳥の二笑流TV」

ネゴシックスが「よしもとサンサンTV」と同じような扱いでアシスタント的なことしているのが、少しおかしかった(笑)。ネタだけ感想。

ネタは「『いっぽんでもにんじん』を唄う」から「黒田を気持ちよくさせる」という流れでしたが、違う話への受け渡しが絶妙だったのに感心したのですが、それ以上に伴奏が長くて歌い出せないなんていうありふれたネタで、ただヴォーカル役の人が歌い出せないという状況だけで三分間持たせるのは凄い、これはこの人たちが力がある証明ですよ。
ただ関西の賞レースとかはどう考えても勝ち抜けるタイプじゃない一方で、東京向きという感じは確実にするので、「エンタの神様」「爆笑オンエアバトル」などに早く引っかかるようになって欲しい。その為には「M-1グランプリ準決勝&敗者復活戦」及び年末の「オールザッツ漫才」での活躍に期待したいです。いやでも現在このぐらいの勢いのあるネタ出来てたのなら、そりゃビーワンとビーツーの入れ替え戦で1位取るわ。
あとここに関してはツッコミが巧くないという声があるようなんですが、ここのネタはそんなにツッコミが実力を発揮出来ない構成に現状なっているから、その辺はまだ大目に見てあげるべきじゃないかなあ、あんなボケに山里ツッコミで返してもうるさいだけなような気もします。

  • ダイアン

「マイナースポーツ」から「サッカーのルールを変える」というネタですが、最初のマイナースポーツのネタは3月にやっていた特番「明石家ジャパン」を見て思いついただろう(笑)。いやそれ以前からやっていたかも知れないけど、そうだとしてもあの番組見て改良した点多いはず。

  • アジアン

「かわいこちゃんがきたよー」っていう掴みは賛否あるだろうなあ、僕は時と場合を弁えればやっても良いと思う。結構見直していた時期もあったんですが、填った時の青空とか、このまま完成した時のDr.ハインリッヒの姿を思い浮かべると、やっぱり女性漫才コンビとしては、ハイヒール、非常階段、トゥナイトの壁を越えるだけで精一杯な気がする。それでも女性漫才コンビナンバーワンになるということだから大したもんなんですけどね。

「ヤンキーに絡まれた時にリンゴを手で潰してビビらせる」というネタ、肩の強さを見せるところが一番笑った、無茶苦茶面白かったけど、このボケとツッコミを交互に繰り返すパターンだけだと今年はもうM-1準決勝までだろうなあ、なんとかこれまでの漫才の定型を崩してここまで上がってきたんだから、自分たちの定型も崩しにかかって欲しい、最初の頃はそういうネタもやってたんだし。
しかしエンディングトークで、しょうもないことを仕掛けて尽くMCの邪魔をし続けていた笑い飯(特に哲夫)を見ると、この直前の「ワイ!ワイ!ワイ!」のMCっぷりとあわせて、GAORAのbase中継の番組のMCからトップ組の中で唯一外された理由がよく分かった(笑)、麒麟と千鳥のトークも安定してたし、まあでもこれが笑い飯の味と言っちゃ味なんだよなあ。

ワイ!ワイ!ワイ! 木曜日」 MC:笑い飯

約9分のオープニングトークが、「哲夫のモーグル話」→「西田の武具話」→「哲夫の城崎温泉の話」というフリートークというより、完全に漫才のボケとツッコミのネタ風味というより、ほぼ漫才みたいな構成のお話をしていてビックリした。またテーマ別にどちらかがボケ、ツッコミという役割分担をはっきりさせていて、なんか新作の漫才をオープニングトークの時間使って試したのかという感じで見ていました。
しかしこんなテンション低くて大丈夫なのかなあ、そりゃGAORA「ベリーベリー!base」の後番組で唯一トップ組の中でMCから外されるよなあと悪いけど思ってしまった(笑)、千鳥はそこそこMC出来るようになってきたし、「ワイ!ワイ!ワイ!」で東京吉本の後輩と絡むようになって、あんまり親しくない人との絡み方が分かってきた感じ。

*1:確実に心がない適当な発言しています