2001年から2004年M-1決勝で笑ったネタベスト10

なかなかベスト10というのは難しいけど、とりあえず歴代最終決戦進出者を差し置いて、おぎやはぎの2002年のネタが上位5位に入っているのは全面的に賛同させて頂きます。
この年はよくますだおかだではなくフットボールアワーが優勝するべきだった的なこと言われますが、僕はこの年に関しては笑い飯ではなくおぎやはぎがラスト三組に残るべきだったということこそ言いたいなあ、島田紳助おぎやはぎにかなり不当に低い点付けてることはあまり注目されなかったけど、結構この年は紳助の恣意的な採点が目立ちます*1、まあ談志師匠のスピードワゴンに対するアレのせいで全く目立たなくなるんですが。
この大会の後で紳助さんは結構あっちこっちで「ますだおかだは新しい漫才の流れを作った」と絶賛コメントをあちこちで出しているんですが、これは絶対に罪滅ぼし的な気持ちがあったと思うぞ(笑)。
印象に残っているという部分では、2001年の麒麟ますだおかだ、2002年のフットボールアワーの一本目とおぎやはぎ、そして2003年の笑い飯フットボールアワーの一本目、アンタッチャブルは両方、やっぱりこの七本に南キャンの一本目を加えた八本が上位かなと思います。これに2004年のアンタッチャブルの二本を加えたものが、僕のベスト10ですね。
一応個別のネタの順位としては、こういう風になりましたが、ただ中川家ますだおかだフットボールアワーアンタッチャブルという各年の優勝については、僕個人は全く異議はないのですが、やっぱり総合力とか安定感とかも加味されることを考えれば、この結果はまっとうだし、そういう部分が加味されるのは漫才の競争という意味では重要ファクターだとも思います。
ただやっぱり最終決戦ということを考えると、2001年はますだおかだ中川家の最終決戦を見たかったし、麒麟の現時点での生涯最高といって良いあのネタで最終決戦に上げたかったとも思うし、2002年のおぎやはぎ、2004年のタカアンドトシはラストに残してほしかったとは思います。
自分の次点は2003年の2丁拳銃と2004年のタカアンドトシかな?(おもしろきこともなきよをおもしろく(裏)
しかしこのネタ元のブログの人のお笑い評は、自分と感性が違う箇所も含めて、なかなか鋭くて面白いので、お笑い評サイトウォッチャーの人でこのブログをチェックしていない人は今後アンテナかRSSリーダーに入れとくことを強くオススメ致します。自分は僕と考えが真逆のことでも楽しく読むことが出来ました、そのぐらい分析は鋭いし、文章は面白い。

*1:まあ結構紳助はこの年に限らず順位をコントロールするような決定的な採点すること多いですが。