アスコット・ゴールドカップ(英GI)は、パピノーが優勝―イングランディーレは着外

まずイングランディーレならびに関係者の皆様はお疲れ様でした。そしてこの挑戦に改めて敬意を表せてください。
で、敗因については、4000mの距離とか、イングランディーレそのものの欧州一線級ステイヤーとの力関係が言われていますが、僕はグリーンチャンネルがいまないのでレース見れなかったので、信頼できる競馬見る目のある人達の戦評からになってしまいますが、えむわにさんも指摘しているように、ロイヤルアスコット競馬場への適正の一点に尽きるでしょう。
いや適正というより、日本の競馬界が想定すらしていないような馬場でやっているということでしょう。えむわにさんが書いているアグネスワールドの時はあれは直線競馬ですから、そんなに起伏とかがないわけですが、ロイヤルアスコット競馬場の道中って、コーエー『ジーワンジョッキー』シリーズのような競馬場コースを忠実に再現している騎手シミュレート系のゲームなどをやればわかりますが、中山の大障害コースの坂みたいなのが、何度も道中に出てきてビックリさせられました。
そんなコースで競馬なんて日本の馬はしたこと無いわけですから、それようの訓練なんかも当然してないわけですし、自転車レースでいえば日本の競走馬は距離の長短はあれ、みんな平坦のスプリンターであって、ロイヤルアスコットのような山岳コースではリタイヤしないで走るのが精一杯かもしれません。実際にゴールドCの面子が京都の3200で走ればイングランディーレには多分勝てないと思います、そのぐらい競技が違うかもしれません。
しかしこのリベンジというか、日本でもロイヤルアスコットで勝てる馬を作ることを目標にするのなら、相方の言うように『中山大障害コースをステイヤーズSで使用する』ということが必要かも知れません。*1

*1:突っ込まれる前に言っとくけど、飛越はなしです。