Jリーグ25人の登録枠制度

25人の登録枠は、拘束選手の数を制限し移籍を促進する(戦力の余剰保有阻止)と変則的なサラリーキャップ(資金力あるクラブの戦力集中阻止)制度であり、各クラブの戦力均等化の一要素として機能している。ただJリーグがアジア進出とアジア市場を睨んでいるとかACLに本腰を入れていくのなら、登録枠の増加なりJリーグ全体での日程の調整なりが必要だろう。
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戦力均衡とか余剰保有阻止っていうのは、初期のJリーグには必要だったでしょうが、いまいるのかなあ? 人材が足りなかった初期の頃には余剰保有阻止は重要だったろうけど、代表選手を多く抱えて、リーグ、ナビスコ天皇杯AFCチャンピオンズリーグと戦うチームが出てきた以上、沢山いても余剰保有になることはないと思います。
そして戦力均衡の問題ですが、ディヴィジョン制のリーグ制において戦力の均衡を図る必要があるのかなあ? 入れ替え制がないようなアメリカのプロリーグや日本のプロ野球みたいなシステムだと戦力均衡は重要だと思いますが、欧州のリーグを見ていてもジャイアントチームがいくつかもあって、残留・昇格争いを毎年しているチームがあってという図式で良いと思うのですが。
最もUEFAカップがない日本においては中堅チームのモチベーションという問題があるんでしょうが。
あと日本主導になってアジア版ボスマン裁定みたいなアジア人は外国人枠に入れないみたいなことするべきでしょう。東アジアだけでもやってほしいです。Jリーグだけでやっていいけど、前園さんを助ける意味でも相互条約として、JとKとCは相互条約とか結べば日本人のサッカー選手の就職先も広がるわけですから、韓国と中国のサッカー強化を進めてしまいますが、それわ差し引いても日本のメリットは計り知れないと思うのですが。