無断でゲーム画面をHPに掲載していた男性逮捕された件について

masserさんGUIDEさんへのリンクを中心に構成して、かなり簡単にこんな裏事情なんじゃないのという話をまとめてくれています。
で、実際にマスコミ現場にいるリウイチさん

 メディアを通してオープンになったものならそれは、同じメディアの範囲でなら使われて当然、ってことにどーしてならないんだろー。旧来からあるメディアですら”宣伝媒体”と思い込んでいる権利者が”宣伝媒体”として役割を果たさない可能性のあるメディアをそのまま認めるはずもなく、コントロールにおけないものとして著作権を強固に主張して排除に動いて回るのも流れとしては当然、ってことになるんだろーか。
"裏"日本工業新聞!!5月18日

このそもそもゲーム業界は既存メディアですら『宣伝媒体』と思っていたんだから……という指摘を受けて昨日1on1の仲間と話しをしていたのが、『ゲーム批評』が10年かけてやろうとしていたことは完全に無駄だったんだなという話しと、結局これまで完全にゲーム業界コントロール出来ていたと思っていたメディアの中から、制御不能なものが出てきて泡食ったというのが真相ではないかという話しとか色々していたのですが、一番思ったのは『警察に裏で手を回して逮捕してもらう』の他に『サイト運営者に裏で手を回しておとなしくしてもらう』という選択肢は考えられなかったのかなということでした。こっちのほうが拒否されて暴露とかされても『些細なことで警察動かして人の人生ダメにさせた可能性がある』のと『些細なトラブルを金で解決しようとした』のどっちが印象悪いかってことだと思うんですけどね。
エンドユーザー相手の商売している会社が、こういう話が出たときに、会社のイメージがどんなに悪いのかということを考えられないというのも、ちょっと何だかなという感じです。画像の著作権法違反がないサイトでも、別の理由(……例えば虚偽事実の頒布とか?)を付けてやってきたような気がするんですけどね、考え過ぎかな?

参考サイト
犬にかぶらせろ!:googleの画像検索は著作権法違反?
a site without a view:ケーサツ国家ニッポン万歳!
おまえにハートブレイク☆オーバードライブ:「引用」か「無断使用」か

ケーサツ国家云々に関しては、僕は元々、麻薬捜査とか外国の工作員とか政治家の汚職とかに対しては、現在禁止されている(されていた)捜査方法についても柔軟に許可しても良いんじゃないの? ぐらいに思っていたんですが、どうも無茶苦茶甘い考えだったみたいですね(汗)、ここまでこういうの続くとなあ……。
KEN=GO→さんが田尻智の歩んだ道という話しをしていますが、本当に田尻さんの見解聞いてみたいです、あとみそ先生も見解出してほしいというか、この件を『おとなのしくみ』で読みたくて仕方がないです(笑)。