中田英寿の去就問題

なんか三題も申し訳ないですが、こうなったらとことんということで『蹴閑ガゼッタ』より。ラストですが、これはこっちで勝手に自己解決できる話題です(笑)。

ボローニャではダブルボランチの一角として使われる事も増えて選手としての幅が広がったのは確かですが、守備と言う点ではまだ相方の汚れ仕事に頼る部分が大きく、今移籍してもまだ使いどころが難しい選手になりそうです。そろそろプレミアに行ってもいい頃かもしれませんが、最近の中田はあんまりミドルシュートも打たないですしねえ・・・ 中田も次の数年間が選手としてのピークでしょうし、自分の力量の見極めとクラブ選びにはくれぐれも慎重になって欲しいです。
サッカーコラムマガジン「蹴閑ガゼッタ」2004年05月11日

ガゼッタさんは一度お会いしたときに『それは見込みすぎ』というような返答だったと思うのですが、僕が一緒にメルマガやってる友達は『将来はロマーリオみたいになっている』と思っていたと1on1で言ってましたし、僕もロマーリオは言いすぎでも、いまのスコールズぐらいの選手になっていると思っていました(笑)。
1996年から98年ぐらいに中田英寿選手を見ていた人達はヒデの5年後ぐらいを想像した姿は、その多くが現状のヒデと比べたときに、現状はちょっと期待したほどの選手にはなっていないというか、セリエAで残留争いするチームでエースという凄いんだか凄くないんだか、サッカー知らない人に説明するときに中途半端なところに収まるというのは、過大評価と言われればそれまでですが、期待はずれというのは正直なところなのではないでしょうか?
なんか一時期陥りかけていたパスだけの選手というイメージが脱却できたのは良かったのですが、もっとシュートを、もっと守備をというか、パスとスペースを埋めに行く以外のところをもっと見せてほしいというか、何となくオレ様プレイが出来る環境じゃないと活きないというところに、まだまだ着地する雰囲気がありそうなのだけはちょっと勘弁して貰いたいなと思うわけで、扱いが引退間際のバッジオとかと同じになりかけているのは嫌だなあという感じがするんですが……最も自分のパス軌道に見とれていてパスした後しばらく立ち止まっているようなことがないだけヒデはマシなのかも知れませんが。
とりあえずロマーリオスコールズなんていう過大評価はおいといて(笑)、もうちょっとスケールアップというかポテンシャルを活かすことが環境選択を間違えず意識変化をすれば、まだまだ可能ではないかと思うんですけどね、やっぱりプレミアシップへの移籍、もしくはチャンピオンズリーグが狙えるフランスやドイツのクラブへの移籍というのは選択肢としてほしいところです。
とりあえず現状の監督と合う合わないが過剰に重要ファクターというのは、ちょっとどうにかならないかなあと思うんですが、流石にもう年齢的にそのあたりはもう無理ですかね?