かえって撤退を困難にしてしまっている

日本人以外の拉致された人々は、続々と解放されているようだ。日本よりも遥かに多くの軍隊、戦闘部隊さえも派遣している国の人が釈放されて、邦人の人質は、一時の解放宣言にも拘わらず、いまだに身柄を拘束されたままで安否も不明だ。それは、日本が自衛隊の撤退に応じないためではなく見くびられているからではないか。
http://d.hatena.ne.jp/sirane/20040413#p1

今日のニュースを見ていたら中国人のグループも武装集団に拘束されていたことが報じられていました。イラク問題に対して反米を貫いていた、いまもイラクに軍隊なんて一人も送り込んでいない中国人ですら被害にあってんだから、外国人拘束事件と軍隊派遣の因果関係が必ずしも直結していないなんて明らかになったとして良いでしょう。それなのに自説を曲げずに、ただ『平和』という錦の御旗だけを振りかざそうとする姿勢は浅ましいとしか言い様がない。やっぱり平和を冒涜しているのは、こういう時に気軽にそれを振りかざせる人だと改めて強く思いました。