今週のサカマガ

興味深かったのは、UAEラウンドのバーレーン戦後に「なぜワンボランチにしなかったのか」と聞いた記者は後藤健生さんだったという事実が分かったこと(笑)、そしてジェレミー・ウォーカーさんがはっきりとU-23チームにおいて平山相太が背が足りない、役者不足であると指摘していることが良かったですが、何より興味深かったのが、ジーコがキャバ組を外すことを語っていたときのインタビュー、日本のメディアのジーコのコメントの翻訳は「(今回は)外す」的なおとなしいものでしたが、ジーコが実際に言った「drop」はゴミの山、ゴミ捨て場という意で、解雇やクビという意味合いであり、騒動の陰に潜む問題をきちんと指摘しているのが一番興味深い、望月三起也さんが「世間は安定を求め、新顔を嫌がる」といって世間の感情を本当に読めなくなっている点も含めて、色々と興味深かったです。*1
牛木さん同様、庶民感情を読めなくなった偉くなった年寄りというのは本当に悲しいなあ。その点、人生の先輩でも後藤健生さん、大住良之さんはやっぱり違う、やっぱりベテランこそ現場が一番なのか。

*1:僕はメルマガ等で散々と、サッカーファンの新しい物好きを皮肉ってきました、それは変わっていないと思うのですが、実際にジーコ批判には代わり映えしない代表メンバーという批判が重大項目としてあると思うのですが。