『第7回 MBS新世代漫才アワード 2次予選ドキュメント』

いつもは決勝に行けなかった32組のネタと、裏側の密着ドキュメントをまとめて放送でしたが、今年は世界陸上の中継の関係で、深夜にまとまった時間が取れなかったのか、ドキュメントパートとネタパートを別日に分けて放送のようです。
しかし過去にも2丁拳銃ハリガネロックがそうだったけど、これまで受け入れられていたのに、ある日突然若い客の感性から、切り離される瞬間にぶつかるのは痛い、今年は去年までど真ん中を射抜けていたテンダラーがまともに乖離した。ストリークはギリギリまだ大丈夫だった。しかしテンダラーはいまさら表記をカタカナにしたのが、もうそっちの層に自分たちは向かっていく、ということの決意でもあったろうから、良い踏ん切りとなるかも知れない。
でも有力所で次点グループに終わるというのが、実は一番良くないんですよね、こういうオーディエンスの賞レースは上に行くか、大外しする方がまだ価値はある。良かったのに落ちたというのは、中途半端ということでもある。

花王名人劇場「雲の上団五郎一座」は僕も見てました

花王名人劇場「雲の上団五郎一座」は難易度高すぎ! - 死んだ目でダブルピース

いまファミリー劇場でやっている、『花王名人劇場』は内容確認せずに録画して、いるものだけ残していて、若かりし頃のいとこい師匠(といっても40代後半か50代ぐらい)の頃の漫才などを楽しんでいたので、これも自動的に録画していたので見ていました。
吉本の歴史の本とか呼んでいると、吉本が梅田花月をスタートさせた際に、吉本新喜劇の前身である「吉本バラエティ」を始めることになり、東京から軽演劇のスターを呼んで立ち上げた。という話があって由利徹石井均が、花菱アチャコらと共に、後の吉本新喜劇を築き上げた一方で、東京の本家の軽演劇は下火になって、大阪の新喜劇という形でしか残らなかった。というのが定説として乗っていたんですが、どうして大阪の新喜劇は残って、東京の軽演劇は滅んだのかが、テレビの影響とか、漫才やコントが主流になってみたいなことしか書いていなくて、そんなのは東京も大阪も同じなわけだから、説明になっていないと思っていました。
そして今回初めて本格的な東京のかつての軽演劇を見ました。結論としては「あーそりゃ潰れるわ」という、身も蓋もない結論になってしまうんですが、死んだ目さんも指摘している二点が重要でしょう。

ここで気がついたけど、足元には生バンドがいて、BGMの伴奏をしてる。ギャグの場面での「ボヨーン」とか「パフッ」という音も、全部ナマの演奏。贅沢だわー。でもこんなことしてたら日劇が潰れるのも当然だと思う。

おそらく今の貨幣価値に換算すると、この舞台の贅沢な作りを考えると、一番良い席だと確実に一万円超えますよね。一番安い席でも六千円ぐらいでしょう。寄席や新喜劇と比べても、相場が明らかに高い。気軽に笑いに行くという舞台ではなくなってしまう。そしてこれが気にせずに払える世代が対象になる、必然的にお客さんの世代が上がる。この辺は松竹新喜劇も似たようなものでしょう。

忠臣蔵はギリギリセーフとしても、2009年の現在となっては「雪乃丞変化」のストーリーを知ってる人など、ほとんどいないだろう。たぶん1970年代でも、若年層だとわかってない人が大半だったと思う。つまり若者をターゲットにしていないわけで、こんな文化は滅びるに決まってる。

この辺は最近、上方講談や浪曲が廃れた理由で、同じようなことを説明受けたばかりなのですが。お約束が分からないといけない、基礎教養がないと理解出来ないものを、若い人達に伝える努力無く続けていくというのは、演者も観客もいまいる人達が高齢化していくと共に、廃れていく運命しかありません。
80年代から90年代にかけて、大阪でその辺の古典芸能や軽演劇などの復興を目指して、上岡龍太郎がそういう基礎知識の啓蒙をかなりやっていたけど、結局うまくいかなかった。あの大阪の若者に影響力があった時期の、あんな喋りが達者な上岡龍太郎が、基礎知識の啓蒙をやっても出来なかったことですから、そういうことをする人すらいなかったであろう事を考えれば、滅んでしまうのも仕方ないでしょうね。
というか松竹新喜劇って、大丈夫なんですかねえ? さっき引き合いに出したら、心配になってきた。

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2009年8月14日のお笑い・テレビニュース〜俳優にして名司会者・山城新伍死去

「チョメチョメ」を生んだ昭和のスター - 芸能ニュース : nikkansports.com

役者の頃はよく知らない。やはり自分にとってはバラエティの名司会者、彼と上岡龍太郎がいたから、今の島田紳助がいるといっても過言ではない。そのぐらい影響は大きかった。関西のローカル番組、深夜番組の黄金期の担い手でもあった。ご冥福をお祈りします。

山城新伍さん老人ホームで死去 - 芸能ニュース : nikkansports.com

しかしこれから「老人ホーム」を終の棲家にする、という選択肢を取る人は増えていくんだから、「老人ホームで死去」ということを殊更に強調する報道が見られるのは、社会全体への影響的に謹んで欲しいと思う。

さまぁ〜ずのフリートークが心地良い理由- てれびのスキマ

実はさまぁ〜ずって、面白さがいまだに良く分からない。つまらないとか嫌いじゃなくて、分からない。そういう存在は他にもいて、バナナマンとかエレキコミックとか、どうしても理解出来ない人が、自分には何組か残っていて、その中でもさまぁ〜ずの評価の高さは正直戸惑う。

ヨイ★ナガメ:雑感【アメトーーク(小杉イジりたい芸人)】

でもこの時のバナナマン設楽は良かった。というか他の大阪の吉本芸人の、予定調和が酷すぎたんだけど。『ジャイケルマクソン』とか『今ちゃんの実は…』とかでやればいいような企画だった。というかケンコバサバンナ高橋、たむけんが、明らかに油断して大阪のそういう緩い流れにしてしまった。この人達はいま東京で看板が立ち始めているのに、大阪時代の仲間で番組やると、大阪の緩い感じを東京の番組でも出してしまって損してる。とりあえずこの三人がジュニアと番組やるのは、誰も得していない。三人はもちろん、ジュニアも得してない。

いえーい、健ちゃんでーす - 業務用菩薩の日記

東京のテレビ業界の人達は、いつまでトミーズ健を見逃し続けているんだろう? という風に思っています。

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)
吉田豪

俺、勝新太郎 (廣済堂文庫) 俺はロッキンローラー (廣済堂文庫) 元アイドル! (新潮文庫) 現代・河原乞食考―役者の世界って何やねん? 人間コク宝

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2009年8月14日の競馬ニュースヘッドライン

ZENYATTA と RACHEL ALEXANDRA のマッチレースは実現せず: 海外競馬

まあマッチレースは色々とあるしねえ、どっかで対戦あることを期待しています。

本気と書いてマジと読む: まったり血統派の茶飲み話

ピルサドスキーの時に、この件はどうしようもないと、学習した(笑)。

種牡馬になれなかったサイドワインダー - 座布団が行司にクリーンヒット

サイドワインダー、結局種牡馬にはなってなかったのか、トニービンジャングルポケット以外は厳しい。フサイチホウオーは何頭種付けするのだろうか?

競馬コラム - netkeiba.com | 10年でほぼ三分の一に/田中哲実/生産地だより

就業者も足りていないけど、経営者も新規参入が欲しい。

2009年8月14日のニュース小ネタヘッドライン

セブンイレブンを擁護する 「強者か弱者か」ではなく「公正(フェア)かどうか」でのみ判断すべき - Zopeジャンキー日記

双方納得ずくの契約でも、違法ならばそれは無効というの前提がこのエントリーは抜けすぎ。そしてこの件はセブンが強者だからではなく、違法だったから公取は出てきたんだよ。

「給食パン」やや小型にしたら食べ残し半減 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

給食嫌いだったなあ、あれで物を食うという行動自体が、少し嫌いになった。いまの給食バーがブームとかのニュース聞くと、訳が分かんない思いになる。

オーストラリア目指した男性、カナダのシドニーに到着(ロイター) - Yahoo!ニュース

何が凄いって、間違いに気付いても、そのままそこでバカンスすることにした。という例が何度もあるというのが凄い。外人さんのバカンスに対する考え方が出ている。

矢沢永吉が語る金と音楽 - メディア見廻り組

矢沢は格好良い、結構言ってることはコロコロ変わるんだけど、根っこが変わっていない。

痛いニュース(ノ∀`):辻希美「私は吹き替え版しか見ない。字幕は苦手」

世界的に見たら、こっちの方が普通なんだけどね。

「なんと新鮮な驚きと喜び!」水谷豊、『相棒』宝塚舞台化にビックリ ニュース-ORICON STYLE-

『逆転裁判』に続いて、『相棒』までヅカ化、まあでも宝塚って、こういうの良くあることなんですけどね。そもそも『ベルばら』だって、マンガが先なわけなんだし。

太王四神記 花組大劇場公演ライブCD太王四神記 花組大劇場公演ライブCD

2008宝塚歌劇全主題歌集 「スカーレット・ピンパーネル」星組大劇場公演ライブCD TAKARAZUKA REVUE 2009 (タカラヅカMOOK) ザ・タカラヅカ4 月組特集 (タカラヅカMOOK) TAKARAZUKA REVUE 2008(DVD付) (タカラヅカMOOK)

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2009年8月14日のスポーツニュース〜ゴルフと7人制ラグビーが五輪新競技に

夏季五輪追加競技は…ゴルフ!ラグビー!(五輪) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

スカッシュは入るかなと思ったけど、類似競技の多さがネックになったか。

時事ドットコム:IOC理事会・談話

こんなんだから日本の野球関係者は、スポーツ界全体で浮くんだよ。世界的に見たら候補に挙がったスポーツの中で一番マイナーなのは野球なのに、誰のコメントかは見れば分かるから、あえて触れない。

「【IOC】「東京かシカゴなら公開競技の形でも…」」:イザ!

日本とアメリカでやるときだけ公開競技で、なんて中途半端なことならやらない方がマシだろう。そんなことにリソースを回すのなら、きちんとした世界大会の構築に動くべきだ。

asahi.com(朝日新聞社):作家の海老沢泰久さん死去 59歳、「帰郷」で直木賞 - おくやみ・訃報

小説はともかく、コラムはビミョーなの多かった人だよなあ、うちのブログでも結構反論した。59歳という若さにはお悔やみ申し上げます。**柔道の内柴正人選手がフジテレビの壮行会イベントに苦言「参ったね」。 | Narinari.com
内柴はおもろしいよなー、一周回って石井と同じぐらい面白い。一周回って真面目すぎて、柔道界はそれはそれで厄介な人だと思う。間違った事してないから、注意も出来ないし(笑)。

プロ野球が殺される (文春文庫)プロ野球が殺される (文春文庫)

人はなぜスポーツするのか (ランダムハウス講談社文庫) ふたりのプロフェッショナル (ランダムハウス講談社文庫) ぼくたちのスコットランド紀行 (ランダムハウス講談社文庫) 人物ノンフィクション〈3〉孤高の戦い人 (岩波現代文庫) 美味礼讃 (文春文庫)

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2009年8月14日のアニメ・マンガ界隈の話題

暇人\(^o^)/速報 : 碇シンジってヘタレ主人公扱いされてるわりにはスペック高くね?

ある意味、天然ジゴロ主人公の先駆けだったと、シンジというキャラについては思う。最初のテレビシリーズの時から、エヴァはシンジだけがまともで、他の登場人物全員と、エヴァのスタッフの方が異常って思ってたけどな。アスカで抜いたのはシンジをダメにしたかった、当時のスタッフの苦慮の果てだと思っていた(笑)。

ダイの大冒険の最高の名台詞を決めるスレ:アルファルファモザイク

三条陸先生はもっと評価されても良い。シリーズ構成している、新しい『ゲゲゲの鬼太郎』も面白いです。稲田浩司の体調が戻って『冒険王ビィト』の復活、そして『ダイの大冒険』の続編を描いてほしい。

今日もやられやく ハルヒ溜息?が放送されたが、またも顔が『けいおん!』っぽい?

このぐらいで作画云々言われるって、いまのアニメーター大変だなあ。いまスカパーでやってる『うる星やつら』とか『キャプテン翼』見てみろって。いまの高橋陽一の方が巧い、素敵な翼や三杉が沢山出てくるぞ。