「ゲーム脳」的感覚で麻雀ゲームを叩いた産経にプロ雀士が反論

「麻雀ゲームは発育に支障」と報じた産経新聞に井出洋介プロ「フジテレビは有害テレビ局なんですね」 - Spa & Resort @ 釧路 NINJA

まあフジテレビと産経新聞は、同じグループとは思えないぐらい主義主張が違うんだけど、フジテレビのニュース番組とか、産経の論説委員あんまり呼ばないというか、下手したら他の新聞の論説委員がいたりするぐらいだから、まあそれは良いとして、マスコミにとりあえず悪者にしておけみたいな感じにされる娯楽やエンタメについては、もっとジャンルを越えて共闘できる体制を作っておいた方が良いように思った。
井出洋介プロはもちろんだけど、昔は裏プロだったという経歴を誇っていたり、高レートで打ってることを暗に公言していたようなベテランプロ達も、いまの健全化の流れで、テレビ対局時は煙草の火も消すぐらいまでに、健全化しているというイメージを大切にして、この麻雀ブームを大切にしている中で、こんな記事を出されたらそりゃ全力で噛み付くでしょうが、さすがに井出洋介プロに続いて、ミスター麻雀・小島武夫プロが、このテーマで出てきたのは、少し驚いたけども、競技麻雀の地位向上のために、プロ雀士は皆必死に努力している」というのは、現在の各麻雀団体やプロ棋士のメディアでの活動や、自治体や老人ホームなどと提携した「健康麻雀」などの運動に努力しているところを見たら、心の底からの叫びだと思う。

「たとえば、パチスロ番組に出るときはまるで炭鉱町のキャバクラ嬢のような格好をしている”卓上の舞姫二階堂亜樹も、麻雀対局では女流プロとして相応しいオーラを出し、麻雀アスリートとしての品位を保つよう努力している。たとえば、僕の麻雀番組では、女流プロには僕の好みのチャイナドレスを着させるなど、ファンサービスを徹底させている。そしてスポンサーの雀荘常連客と対局し、僕は”台本通り”放銃を繰り返し、気持ちよく帰っていただくなどのケアも決して忘れない」

「麻雀界の中だけではダメだ。僕はその中でも競艇界へ積極的にアプローチをかけて、”麻雀界のため”という使命感を持ってファン層の拡大も図っている。副業でプロ野球選手もやっていた競艇キャスターの川口和久君とも、ウマは良く合うんだ」

「麻雀をすぐに”場末のイカサマ博打”と決め付けるのは楽な仕事だが、この記事を書いた産経の記者は、闘牌(麻雀対局)からあふれ出る”頭脳同士のせめぎ合いと雀士の生きざま”を是非感じ取って欲しい。そのためには僕のDVD5枚セットを買って見るべきだね。最低200回。もちろん1回ごとに新品購入だよ」

真面目な話が続いた後に、最後にこんなネタを三本も放り込んでくる小島先生と、きちんと記事にする……というか、ここまで書いて、この記事本物なのかという疑念が沸いてきた。さすがにこんな所まで地方新聞とはいえ、記事にしないだろ(笑)。よく見たら元記事へのリンクもないし、「河北新報」はあっても「河北日報」なんて見つけられなかった。

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