『第8回女流モンド杯 第13戦』

テレビ対局マッチ『第8回女流モンド杯』もいよいよ予選最終の七戦目、八人の出場者中上位四名までが決勝に行けるルールで、今回は三位と五位と六位と七位による最終戦、まさに最後の一枠をかけた直接対決となったわけですが、下位の瑠美プロがいきなり手役派として大物手を狙いにいきそれをとにかく今の順位を守ればいい仲田プロが凌ぎきる第一局から白熱の展開で、東四局四本場の瑠美プロの緑一色テンパイからの、チンイツ・タンヤオ・リンシャンの跳満という興奮の展開、そしてオーラスの全員にチャンスがありながらも、順位点の関係でツモれない、ロンできないという状況が続くという、手に汗握る展開ながら、仲田プロが乗り越えて、決勝進出を果たしました。
予選はあと一つ残っている物の、点数などを考えると、決勝は亜樹プロ、涼崎プロ、和泉プロ、仲田プロの四人の勝負となるのが、決定的となりました。今日解説していた宮内プロが逆転するのは、点数的に10万点以上必要なはずだし、守ればいい他の三人が五位の瑠美プロに逆転されるぐらいまで、落ち込むことも考えられないですしね。
しかし前回のチャンピオン、宮内プロがここまで一人だけ、最終戦を残して圏外に去るほど落ち込むとは、今回の解説も自虐満載で面白かったけど、思えば今回のシリーズの初回で、仁王立ちのポーズで胸を張って、「不安です」なんてやって笑い取っていた余裕が嘘のようだ。

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