『M-1グランプリ2009』三回戦全日程が終了

11/30(月) ３回戦・大阪３京橋花月:日程・結果 - オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト

M-1GPスタッフブログ: 11月30日3回戦　京橋花月　結果

スマイル
ソラシド
ガスマスクガール
 ジャルジャル
 とろサーモン
 藤崎マーケット
 キングコング
 さらば青春の光
 ミサイルマン
 コマンダンテ

さらに過去五日間の追加合格もドン。

M-1GPスタッフブログ: 準決勝追加進出組

オリエンタルラジオ
 上々軍団
 チャド・マレーン
Wエンジン
レモンティー
 プリマ旦那
いけばな教室

イシバシハザマは復活できなかったか、チャド・マレーンというかジパング上陸作戦は、M-1審査員に好まれすぎだよな。大阪予選からの復活は、全て厳しい結果となった二日目からの通過合格でした。二回戦の追加合格組は三回戦で全滅でしたが、今回の追加合格は決勝の可能性があるコンビも混じって居る、と言っていいのかな？
今日はspan!、プリンセス金魚、のろし、つばさ・きよしといった、M-1審査員に好まれないタイプだけど、最近調子の良さを見せているところが、どうなるかが注目でしたが、みんなダメでした。チキチキジョニーもアウトで、今年は松竹勢の準決勝はさらば青春の光のみとなりました。まあ去年のゼロよりは、一歩前進なのですが、でもソラシドやミサイルマンを上げるのなら、span!やのろしを上げてやればいいのにと思ってしまう。宮沢ボーボーりえはやっぱり受からないか（笑）。敗者復活戦会場を、かき回しまくって欲しかったけどなあ。

M-1　3回戦大阪3 - springfeverの微笑

2009 M-1 3回戦大阪(11/30)観戦記 - 野球マニアの独り言

Ｍ−１グランプリ３回戦３日目＠京橋花月 - ike-chinの日記

span!はお客さんを味方に出来なかったこと、大トリというハードルの上がり方もマイナスに働いたか、ソラシドは受けていたとか、ミサイルマンが合格していたとか、あと他の落ちてる芸人に関しても、その演目内容などを見ていると、大阪の審査員とお笑いファンの保守性というのを、強く感じさせる大阪の三回戦の三日間となってしまいました。結局先ほど期待していた所に名前を出した人たちも含めて、ここ何年も同じ事をやり続けて、ずっと三回戦で落ちている人が、今年も同じ事して三回戦で落ちているケースが、今年も多かったのは残念でならないです。結局ソラシドとミサイルマンが準決勝に行くようになったのは、大阪のレベルが下がったというだけの話で、もしジャンクションとオーケイが、もう少しデビュー年が後ろだったら、一度ぐらいは準決勝に行ってたんだろうな。
こういう結果を受けて、どうしても僕は、つい先日にK助さんの感想もあがって、思い出したこともあってですが。今年の『漫才アワード』を思い出してしまいました。

ヨイ★ナガメ:雑感【第7回 MBS新世代漫才アワード】

天竺鼠と藤崎マーケットについて。

ABC以前の天竺鼠vsあるあるネタ散りばめた無個性漫才

ウーマンラッシュアワーとソーセージについて。

この二組伸び代は感じるのでもっと外で揉まれて欲しい。

この辺が今の大阪のM-1予選で、大阪の芸人に出ている問題に、直接リンクしているように感じました。なかなか藤崎マーケットのことを、「あるあるネタ散りばめた無個性漫才」という当たり前の評価をする人が、大阪のお笑い界にはいない。いやお笑い回以外にはいるんですよ、実際にお笑いファン以外になると、オンバトとかでも藤崎は大阪収録でもオフエアになったりしているし。
ウーマンとソーセージが外で揉まれるべき、というのもまさしくその通りで、コンビ結成歴はこの時点で半年や一年とかでも、中途半端に個人の芸歴が長くあって、baseやワッハのインディーズに浸かりきってるから、そろそろ外で揉まれて、折れることがあっても、またつない骨を太くして成長していかないと、これ以上の芽はないんだけど、「大阪を捨てないで」的なファンの声とか、「大阪の劇場で揉まれた方が成長できる」というような幻想が、いまだに大阪の若手芸人には支配的な空気として流れている。

今の若い子が調子良くないときの天竺鼠を評価したり、
藤崎マーケットのような漫才ではなく
span!を選んでくれたというのは凄く健全で良い結果。
ここから新しい流れが生まれてけばいい。
一回色々リセットかけないと西の浮上はもうないと思うので。

結局一般の高校生が何百人も客席に集まって、会場の空気を作ったり、実際に審査をするとこういう結果になるのに。調子が良くなかったり、本気じゃないように見える天竺鼠やジャルジャル、本来の自分たちの持っている個性を殺して、無味簡素な上手いだけの漫才している藤崎マーケットやスーパーマラドーナが評価される一方で、span!とかのろしとかが、お客さんを味方に出来ない空気で漫才するというのは、色々と不健全だと思うし、新しい流れなんて生まれないですよね。
大阪は芸人も客も審査員も、高齢化しているということも含めて、色々リセットしなければいけない。ということを改めて感じる、M-1三回戦でした。いや東京が40組前後に対して、大阪は15組前後というのが、準決勝の適切な組数のように思う。そのぐらい大阪は保守的な停滞したムードに流れている。

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過去記事：『第7回MBS新世代漫才アワード』決勝大会