『アメトーーーーーーク 3時間スペシャル』

アメトーーク ゴールデン特番 - タスカプレミアム

なんか品川やっちまったな、という感想しか残らない番組でしたね。
やはりどう考えてもタレントとしては、土田と品川の格の差というのは、埋めがたいものがある。それは少し前の『踊る!さんま御殿』で、品川がひな壇トークにおける技術論みたいなのを、明らかに喋りすぎていて、一緒に出ていた土田がある段階から、凄い形相で話を聞いていたことがあったのですが、土田と品川の二人だけで比較しても、品川は限度が分かっていない。土田ですらうっかりしたら、たまに踏み外す、これ以上いったら嫌がられるというライン、仕組みがばれたり、消費されたら、現在のムーヴメントが終わってしまうという気遣いを、土田はしているというのが、品川を見ていると良く分かる。というか品川は何のためらいもなく、越えては行けないラインを越えすぎでしょう。
はっきりいって僕はもう途中で、品川が不快すぎてチャンネル変えてしまったけど、この品川がやりすぎたことで、家電芸人という、この番組のドル箱企画は、次に出来るかどうかすら怪しくなったと思う。というよりはどうして編集で、品川の発言をあそこまで残してしまったのだろうか? 品川の特定メーカー推しは、BPOから何か言われる可能性があるレベルだった。だから僕は品川のことを、時代の紳助みたいに評価する声は、それは相当節穴か、紳助のことを過小評価しすぎだと思う。はっきりいって、品川や次課長の河本が、紳助級、鶴瓶級まで出世出来るような業界なら、ヒロミやトミーズ雅でも、今頃そのくらいに出世してたよ。
逆に言うと土田は、いまの同列ぐらいにいる世代や地位の人達の中で、一番才能という面では薄いかも知れないけど、なんか己を弁えていて、自分の見せ方を分かっている人というのは、やはり強いんだなと思いました。劇団ひとり、博多大吉は能力もあって、そういう面も優れています。
あとやっぱり友近は、こういうモノマネしている時が、一番面白いなあと思いました。友近がモノマネ芸人として世に出て売れなかったのは、やっぱり俺にはテレビ界の損失のように思える。友近は才能はあるんだけどなあ、さっきから言っている、己を弁えているか、自分の魅力を最大限に伝えることが出来るか、という面が絶望的すぎる。

アメトーークDVD6アメトーークDVD6

アメトーークDVD4 アメトーークDVD5 アメトーークDVD3 アメトーークDVD2 アメトーークDVD1

by G-Tools