90年代のジャンプはそんな読者に支えられていた
漫画雑誌を買い続けるモチベーションって、作品というよりは雑誌そのものへの愛だよね - さよならストレンジャー・ザン・パラダイス
僕は小学生の頃は、ジャンプ以外の雑誌を買うことは、堕落だとマジで思っていた。それをあるマンガ評論家の人に、大人になってから恥ずかしい話としてカミングアウトしたら、笑って「そのカミングアウトは、今までにも沢山聞かされた」というようなことを言われた(笑)。だって発売日の早朝に、近所で一番早く雑誌が届くコンビニまで、朝刊来るより早く買いにいっていて、コンビニはジャンプ届き待ちしてる客が、どこでも何人かいたからなあ。コンビニで学校帰りに行ったら、もう売れ切れていた時代。
『ジャンプ放送局』終わったのが、直接的なきっかけだったなあ。その時点で雑誌に載ってる漫画の半分近く読まなくなっていたんだけど。そしてジャンプ以後、どうしても他の漫画雑誌を買う気がしない。あの黄金期のジャンプを知っていると、連載している漫画の中で、二作とか三作とか目当てがないのに、雑誌を買うという感覚には、どうしてももったいなく感じてしまう。
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