『ミスター味っ子』のスカパー再放送とサントラアルバム

アニマックスで放送している、アニメ版の『ミスター味っ子』に、はまりまくったせいでサントラまで引っ張り出していたのですが、これが良い感じに酷いです（笑）。キャラソンというのが確立していない時代なんですが、国安わたるの主題歌など目当てにした人が聞きたいアルバムには、残念ながら仕上がっていないです。
声優さん達によるミニコントみたいな、ラジオドラマが入っていたり、声優さんによる歌が、鈴置洋孝、堀内賢雄、横尾まり、藤本譲の四人だけで、主人公の高山みなみはコーラスソングとコントみたいなラジオドラマだけ、堺一馬役の鈴木みえは不参加とか、色々と中途半端な感じです。しかも鈴置さんや堀内さんは、このキャラがどうして歌う羽目になったのかみたいな、言い訳コント付き。どうしキャラソンが、ママと下仲さんと小西さんと味皇で、陽一や同世代のライバルものが無いんだろう（笑）。
極めつけは、全く作品世界と相容れない、嘉門達夫の手による食をテーマにした、コミックソングを西村智博が歌っている作品、これテレビでも挿入歌だったんでしょうけど、意味が良く分からない（笑）。
しかし嘉門達夫は、大阪城壊したときに司会していただけでなく、こんなことでも味っ子に関わっていたんですね、作品よく分かっていないで曲作った感はあるんだけど（笑）。
どうもレコード会社のスタッフが、作品のこと良く分からずに作ったCDという匂いが、凄く強くてネットとか無い時代だから、作られたし、そのことで叩かれることもなかった、というようなアルバムっぽいですね、キングレコードだし（笑）。
まあこのアニメは、「原作は少年の熱血成長マンガなのに、どうしてアニメはギャグになったんですか？」とか声優さんが、今川監督に聞いて、当の監督は「このアニメも熱血成長アニメで作ってますよ」とショック受けたとか言ってるぐらい、声優さんにもギャグアニメと勘違いされていたらしいから、レコード会社の人はもっと思っても仕方なかったのかも知れませんが。まあでもロボコックとかオリジナルで出してたら、そりゃギャグと思われるか（笑）。
味っ子はアニメとマンガが全く違った上に、結構相互関係でアニメのオリジナルキャラが、マンガの方にも出てきたり、控えめに皿が光ったこともマンガであって、かなり言い関係でしたよね、