シルクジャスティスとエリモダンディー

シルクジャスティス - Wikipedia

エリモダンディーシルクジャスティスと同じくブライアンズタイムを父に持ち、同じ年に同じ大久保厩舎に入厩した黒鹿毛の牡馬である。馬体重が400kgにも満たない小さな馬で気が弱く、牧場にいた頃他の馬に苛められたことがあり他馬を怖がる馬だった。栗東に来てからも他馬に威嚇されても抵抗出来ないでいたのだが、シルクジャスティスはそんな現場を見ると駆けつけてエリモダンディーを庇ってやっていた。そんな事が続くうちエリモダンディーの方がシルクジャスティスを慕うようになり、いつもシルクジャスティスの後ろをついて回るようになった。この2頭は併せ馬のパートナーでもあり、普段は調教をサボりたがるシルクジャスティスエリモダンディーとの併せ馬だけは真剣に走っていたそうである。だが、エリモダンディーが1998年2月に腸捻転で死亡、シルクジャスティスにとっては併せ馬のパートナーと弟分を同時に失うことになってしまった。これがシルクジャスティスの低迷の始まりとほぼ同時期だったことから、エリモダンディーがいなくなったから勝てなくなった、とするファンもいる。

もう朝っぱらから、こんなの読んで、涙が止まらないよ……。エリモダンディー、良い馬だったよなあ……。ジャスティスだけじゃなくて、大久保正陽厩舎の低迷も、この後からだったなあ。

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