2009-06-01 ジャンルとしての『まんが道』 マンガ 夏目房之介の「で?」 > 辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』下、お、お、面白いのだあ! 最初は、自分と実兄だけが偽名で、他の登場人物が実名なのがヘンな感じだったが、読み進むにつれて、そういう距離感をもたないと描けなかったんだろうなと思える。 これは島本和彦の『アオイホノオ』も、そういう形式ですけど、自伝マンガというのは、そういった『まんが道』形式でないと、なかなか語りづらいものがあるんでしょうね。劇画漂流 下巻 by G-Tools