2009年1月4日付のテレビ番組・お笑い界に関するブログから五題

2009年の注目ポイント(バラエティ編) - 「戯言」?ダイアリー

東野幸治は「ごっつええ感じ」のメンバーに最初の頃は選ばれなかったり、「明石家マンション物語」でもコントパートではなく、芸人の中で一人だけトークパートの方に回されるなど、元々からして特異な扱いが多い、吉本芸人がとんねるずウンナンとそんなに絡んでいなかった頃にも、一人だけこれらの番組に特攻させられることが多かったし、今後の展開がもっともダイナミックに期待出来る存在だと思われる。
ロンブーに関しては「ザ・ベストハウス123」という番組で、田村淳が知的な情報番組の司会という位置に試されながら、結果を出していることは大きい、紳助の分析ではないけれど、40代になったときに芸人出身司会者として、名倉や上田相手にどこまで椅子取りゲームを戦うことになるか楽しみにしたい。
NON STYLEは指摘されているように、吉本の芸人ではあるけれども、現在のお笑いシステムから全く外れたところからやってきたアウトサイダーで、ひな壇に収まらない可能性は高いというか、それが出来るのなら最初からやっていて、こんな茨の道は歩いていなかったと思われるので、M-1優勝という大きな冠を引っさげて、現在の若手お笑いのお約束事を、全てぶち壊す存在になる奇貨としての期待は大きい。この奇貨をどうするか、確かに「お笑い怪獣」との初対峙は、象徴的なことになりそうです。

年末・年始のテレビ 「相談バカ一代」 - タスカプレミアム

京進出の際から、勝山が住むところの家賃が話題になっていて、大丈夫なのか? という風に思われていたけど、やっぱり大丈夫じゃ無かったかのかよ(苦笑)、大阪では勝山梶の漫才も正当な評価されなくなったから、仕事と地に足の付いた評価を求めて、東京に行ったんじゃなかったのか、これでよく梶は付いていったなと思う。有吉の指摘はいちいち全部最もで素晴らしい。
ただタスカプレミアムの人が引き合いに出しているコンビが、地に足着いている判断というのは、少し違うような気もしますけどね、勝山梶もbaseに出して貰えなかったから、東京に行ったんだし、藤崎も完全にブレイクのタイミングを見逃してしまったし、上で揉まれるチャンスを逃したというのは、地に足着いて漫才やっていくにしても、もったいないことをしたと思う。
だからこうやって勝山みたいにせっかくチャンスを得た人間が、こんな風に落ちていくのは、ますます大阪の芸人が挑戦しなくなる、冒険しなくなる風潮が加速してしまうのを恐れる、その恐れを隠すために理由付けをする、その理由付けに意味が出ていくというムードに拍車がかかりそうで、勝山はこのまま落ちていったら罪が重いよ。

ふぬけ共和国blog: 【お笑い】・「テレビお笑い論における長年の錯誤を正す会」その2

まあこの元のインタビューが、「この人に話を聞きに行けば、こんな回答が帰ってくるだろう」という期待を持って、インタビュアーが聞きに行った典型なインタビューっぽいですが、最初のうちは面白い番組を語って抵抗していたけれど、最終的には聞き手のしてほしい話にのっかてしまったように読みました。

年末年始特番雑感 - 地球にマンガがある限り!

本当にあの番組でのスピードワゴンが、色んな所で評判良くて、去年や一昨年のM-1での迷走っぷりは、一体何だったんだろうと思います。