騎手同士の芝の外での対立を煽るエージェント記者

武豊騎手が宝塚記念後の検量室で四位洋文騎手に「反則(された)負けや!」などとキレたとか - 座布団が行司にクリーンヒット

エージェントをやっているような、自分の利害に絡んでいる騎手の擁護記事を、中立のマスコミの意見の振りをして、こうした媒体で発表することの、マスコミとしての倫理観とか公平性はどうなのよと思う、特に騎手同士の喧嘩や意見対立について、エージェントになっている記者や、御用ライターになっているジャーナリストが、紙面やWeb上で代弁者となって、こうした記事を発表するのは、やっぱり相当な問題があるように思える。
思えば競馬に関わる人たちというのは、馬主、調教師、厩務員、騎手、装蹄師といずれも免許が必要な中で、騎手エージェントだけが免許がいらないというのは、これだけエージェントの役割が大きくなっていることを考えれば、公正競馬という面から見ても問題は大きいのではないでしょうか?
JRAはエージェントの免許制度と、記者やジャーナリストとの兼業禁止を一刻も早く制度化すべきです。だって他のスポーツで、ジャーナリストが選手の代理人を兼ねるなんて事は、常識的に考えても許されないでしょう? そんな非常識が顕在化しているJRAの問題は大きい。

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森田駿輔

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