堺でシャープの工場特需で住宅需要が高まっているなんて嘘っぱち

というのは不動産屋の父親の同業者の方から、ずっと話を聞いていて、例えば大手の財閥系の住宅販売会社が仕切っている、宅地整備事業なんかでも、モデルハウスを一軒だけ建てて、あとの10戸ぐらいは更地のまま売りに出して、半年経っても売れないというのは珍しくないとは聞いていたんですが、最近仕事の関係で堺市内を色々と歩き回っているのですが、本当にそういう場所を何箇所も目にして驚く、二年ぐらい前から売り出し始めて、半分ぐらいしか売れていない宅地とか、マンションとかでも半分ぐらいの部屋の窓に、「入居者募集中」の看板が掛けてあるのも珍しくないし、いかにマスコミやエコノミストが言う需要なんていうのが、嘘っぱちかということが分かります。
あと僕は二年ぐらい前の地図を持って、市内を回っていたのですが、地図上に書かれてある大きな工場が、軒並み更地になっているか、マンション予定地か郊外型の大型スーパーに変わっているのも驚いた。とりあえず市井のレベルでは、シャープ特需なんて誰も信用していないのが実情のようです。
まあ実際に新日鐵の工場が無くなった所に、シャープが進出してくるだけなんだから、実際のプラマイはゼロぐらいでしかないのかもしれない。