自分たちの作った負債を背負わされている若者に偉そうに出来る老人

大石英司の代替空港: 老人は死なない

北沢かえるさんも引用している部分ですが。

景気浮揚に関して言えば、今のワーキングプア世代を救うだけでも、実はもの凄い景気浮揚効果が見込めるんですよ。突如として1千万の移民が出現した所か、一千万のマーケットが出現したくらいのインパクトを日本経済にもたらすでしょう。
だって昨日まで、携帯命で、派遣先のアパートを点々とするしか無かった若者が定住し、テレビを買い、休日にはレジャーに出掛けて財産形成へ向けて一歩ずつ踏み出せるんですから。その程度のことすら解らず、契約社員が居なければ中国との競争に負けるとかほざいて自分の会社の利益しか見なかった経団連の罪は万死に値する。
あんたの会社の社食でマグロ一体解体して社員に食わせるために、日本経済全体を人質に取ったわけだぁ。

いやこういう状況に政治も財界もマスコミも、老人世代がみんなして追い込んでいったくせに、もうはっきりいって勝ち逃げの確定ランプが点っているような老人が、こういう社会にしたことを棚に上げて、ワーキングプアの問題とかを全部ひっくるめて、「いまの若者には努力と我慢が足りない」の一言で済ませようとしているのは、自分たちの過去や今の為に、国の未来を売り渡したという行為は、僕は国賊の誹りを受けて叱るべき行為というべきでしょう。