自分の絶望が理解されないだろうという絶望

自分の絶望が理解されないだろうという絶望 - アンカテ

大石英司先生がブログで、「今の貧困と昔の貧困は違うのに、比べるべきではない」という主張を、表現を変えて繰り返していましたが、秋葉原の事件があった日に、たまたまテレビで最近の「ワーキングプア」や「派遣労働」のことを取り上げた番組が、老人の知識人とかが「今の若者は贅沢なだけだ」というような一喝で片付けていたけど、あれが僕は象徴的に思えてならないのです。あれを見て「自分の絶望が理解されないだろうという絶望」にかられる人はいるだろうなと、そんな風に繋がってしまった。