桂三枝が上方落語協会会長四選
桂三枝が上方落語協会会長4選 - 芸能ニュース : nikkansports.com
桂三枝師匠が上方落語協会の会長が四期目に、現実問題として、難題が多くある上方落語界がジリ貧の状態の中で、天満天神繁昌亭を現段階で成功させていることを筆頭に、沢山の改革や今後の発展に寄与するであろうプロジェクトを、数多く打ち立てている三枝会長の手腕は、他に代え難いというより、他に変わる人材が見あたらないのも確かで、政財界に顔が利き、関西のマスコミに影響力があり、世間に向けても顔となり、吉本の横暴にも吉本内部から待ったをかけられる存在として、いま桂三枝に会長を退かれると困るのが現状でしょう。
しかし三枝さんの各紙に出ているコメントを読む限り、今期限りというニュアンスも強いので、今期の会長在任期間中に、現時点における難局の打開と後任の育成という部分で、今期の会長の仕事はあまりにも重たいし大きい。
大阪府の財政再建策で移転が決まった上方演芸資料館(ワッハ上方)については、「ほかに優先することもあるだろうし、府の決定を支持したい」と話した。
そんな中で、こういう発言が出てくるのは、桂三枝の政治的なセンス、世間の流れを読む嗅覚は素晴らしい。さすが革新的に新しいことを、タレントとしても落語家としてもやってきた人です。
同協会が所有する落語の書籍や映像資料などを保存し、協会員らに公開する「平成楽語荘」を大阪市内のビルに開設したことも発表した。
このワッハの移転に支持を表明した後に、こういう発表を付けられるというのが、政治家としてのセンスの高さです。国会や府議会ではなく、落語協会にこの人を留められた幸運を、上方落語会は活かさなければいけない。
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