そっちの方が面白かったら、そっちが本当のこととして語られる

殿下執務室2.0 β1 本場の、ダービーである。

チャーチル云々は、芸人のエピソードトークが話をする度に面白い方向に脚色されていく、という程度のもんだと思った方が良さそう。チャーチルの「キャラに填ったコメントになっているから、これでいいやん」みたいなもんでしょう。

何か、もうチャーチルでいいよ、みたいな感じ(笑)。

殿下の9日のこのコメントが全てかなあという気はする。教科書とかに残ってしまうのは問題だろうけど、民間伝承みたいな感じでは、面白い方が残っていくというのは、良い悪いではない感じがする。エピソードなんて本人が話しても、嘘付いてるつもりでなくても、どんどん事実とはかけ離れていくもんです。だから芸人とか文化人のラジオやトークショーでの、自身の体験談なんてものが事実と違っていても、後から突っ込むのは無粋なんですよね、突っ込むのなら夏目房之介先生とかがやっているみたいに、その場でぐうの音も出ない資料を差し出してやるしかないし、それでも世間で面白い方の話が、先走りするのは止められない。