「爆笑オンエアバトル」
爆笑オンエアバトル5月29日放送分 - 一汁一菜絵日記帳
正直しずる以外は感想を書く気にさせない、低調な回でしたね、低調なだけならそれでも良いんですが、オンエアされた芸人が好きなコンビばかりなのに、低調さを感じたというのが寂しい限りです。
しずる コント「視力検査」
ヨシモトファンダンゴTVが放送していた頃に、しずるの通常尺でのネタは何度も見た事があったけど、やっぱり面白いですね、というかしずるの「爆笑レッドカーペット」とかでやっているネタって、既存ネタの短縮Verなのがほとんどですけど、ネタの編集が物凄く巧い、4分のネタを先に見てから、「レッドカーペット」でそのネタを見ると、取捨選択の絶妙さには驚かされます。これが松ちゃんの言う所の「自分たちの面白い所を解っている」という所なんでしょうね。
ピース 漫才「昔話→卒業式」
こういうテーマや構成を絞れないというのは、東京の若手漫才っぽいなあと思うけど、漫才になるとキャラを出せないという所は、大阪っぽいというか、吉本芸人っぽいんですよね。
プラスマイナス 漫才「ライフセーバー」
この感想を各段階で、どんなネタだったか全く覚えていなくて、見返したんですが「あー忘れるはずだ」という感想しか残りませんでした。少しレベルの高い日だったら、オンエア無理だったでしょう。
Wエンジン コント「ヒーロー」
なんか2丁目劇場や初期のbase芸人さんが良くやるコントという感じだったなあ。
なすなかにし 漫才「しげどん」
なすなかにしは、自分たちの考えている勝負球よりも、大阪の賞レースなんかで高齢の審査員受けを狙ってやっているようなネタの方が、シンプルに楽しめる良いネタが多いような気が最近しています。「テトラミンジャウト」とか「しげどん」みたいな若者やお笑いファン向きのネタと、賞レースや角座の昼席でやるようなファミリーやお年寄り向けのネタという風に、なすなかにしはここ最近使い分けている印象があるけど、もっとテレビとかでは後者のネタやった方が良いような気が最近しています。
最後に「オンバトヒーローズ」のテツandトモのエピソード、オンバトに向けてやっていて練習という話は凄かった。やっぱりあのぐらいしないと、成功なんて掴み取れるものじゃないし、何より芸人さんは、一本のテレビ出演での成功で、その後の人生が大きく変わる成功掴む事もあるんだから、別にオンバトに限らず、テレビ番組の出演やオーディションに向けて、特別な事をしていく、その番組の傾向を分析したり、その番組向けの普段とは違う練習の仕方をしても、絶対に罰は当たらないと思うですが、そういう特別な事をするのが格好悪いという風潮は、最近の若手芸人にあると思う、何というか昨日の高橋英樹さんの言葉を借りれば、貪欲ではないというか、テツトモのこのエピソードのような売れたいというハングリー精神が、欠けている人は増えているというのは、改めて思い知らされました。
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