ワッハ上方がいまの場所から移設したぐらいで、上方の演芸文化は消えるらしいです

「「ワッハ上方」の存続求め署名提出 藤本義一さんら」政治も‐地方自治ニュース:イザ!

いや自分は存続派の運動している人たちの、この手の発言の方こそ、上方の演芸文化とかお笑い文化をバカにしている気がして仕方ない。じゃあワッハが出来る11年前までは、大阪からは上方の演芸文化は消えていたのか? 繁盛亭にお客さんが入っている事やNGKbaseよしもとの賑わいも、ワッハが無くなれば死ぬというのでしょうか? いくらなりふり構わずかも知れないけど、こんなことを言う連中に、上方お笑い文化の殿堂を守るなんてことの旗頭をさせるのが、そもそも存続派の連中のセンスの無さを表している。そりゃ島田紳助はワッハの存続運動をはっきりと否定するはずだよ、紳助がいかに賢明かというのを、今回の件は浮き彫りにしてくれました。難波利三も酷かったけど藤本義一も負けずに酷い。

asahi.com:ワッハ上方の縮小移転反対 応援する会が2万余署名提出 - 関西

というかあれだけの繁華街で街頭の署名もやって、施設内でもしつこいぐらいに「署名お願いします」という事やっていて、2万人分しか署名集まってないのか、というかこの段階で提出するというのが信じられない。相手は160万票の民意を楯にして、今回の改革の正当性を主張しているのに、それに対してたった2万人の署名が何の役に立つと言うんですか? せめて10万人分ぐらい集めてから提出しようよ。

南河内万歳一座内藤裕敬座長は「繁華街の立地であの規模の劇場は大阪にほかにはなく、代替施設はない」と存続を求めた。

天王寺「一心寺シアター倶楽」とかじゃダメなの? あと公共施設なら「浪速区民センター」とかは? どちらもそりゃワッハに比べたら駅から遠いし、繁華街のど真ん中ではないかも知れないけど、演劇や演芸が好きな人が、繁華街のど真ん中にある劇場だから見に行くなんてことあるんだろうか? というかこの程度の繁華街や駅から離れたぐらいで、お客さんが呼べないんだったら、その程度の舞台なんか止めちまえと真面目に思ってしまう。とにかく「ワッハホール」の機能は「浪速区民センター」で、「レッスンルーム」や「上方亭」の機能はOCATの「大阪市立難波市民学習センター」といった大阪市の施設で代替は可能です。ワッハでないとお客さんを呼べないというのは、芸人や主催者の怠慢でしかない。そんな奴らのために、教育や治安維持、少子化対策の貴重な財源を回すべきではない。年間2億6000万円もあったら、一体どれだけの親が給食費を払えない(払わない)生徒、入学金が払えないから学校に通えない児童を救済できるのでしょうか?

くいだおれ太郎争奪戦と橋下行革について - 歌季句気呼

ここで「こそ」と書いたのは,やはり話題になっているワッハ上方移転問題との絡みがあるから。これまた個人的意見となるが,行政の助けを借りず民間の力でやっていくのが本来の大阪のやり方だったはずなのに,それがいつの間にか忘れ去られていることが気になる。もちろん,ワッハの展示物を吉本が買い取るなんてことを求めているのではない(むしろそうであってほしくない)。展示物や資料に関しては,中立性が保てる行政が持っておくべきだとは思う。ただ,ホールの運営等は何も行政がやらねばならないことではなかろう。気概のある興行主がホール運営やっている例だってあるのだから。単にワッハの今の場所での存続を求める署名をやるよりも,吉本に現在のワッハの賃料を下げるよう署名を集めた方が,演芸を愛する人だけでなく大阪府民全体のためにも良策だと思う。

すみません、どうしてもここに来るような方にも呼んで貰いたい声だったので、長めに引用させて頂きました。ここに書いてある事は、全て僕は心か賛同しますし、自分が主張したい事と全く同じです。「トリイホール」のように気概のある民間の運営者のやっている劇場が、ワッハが無くなる事で潤うなら、それは大阪の演芸界や演劇界にとって良い事としか思えない。

<先望鏡>府政に関心呼んだ橋下改革 | 日経ネット関西版

橋下知事の府営施設の視察について、「知事がそんなことに時間を割くべきではない」とか「メディアに取り上げられる目立つ事がしたいだけ」という批判が多くあったけど、ただこれは東国原知事の時もそうでしたが、大きな改革をしなければいけない時に、府民(県民)からの理解を得るためには、とにかくメディアに露出してアピールすることで、問題点を有権者に理解して貰うというのは、改革の後押しをしてもらうためには重要な事です。橋下知事が多忙の中で、府営施設を大々的に見回ったからこそ、今回の大なたに対しても府民の理解が得られて、一定以上の支持が得られている事は大きい。
いまのメディア型の民主主義社会において、大きな改革を前にして、首長自身がメディアに大きく露出して改革の内容を訴えるのは、必要不可欠な事でしょう。というか芸人とか作家と言った連中が、府民の理解を得る、つまり人の心を掴むという点に置いて、弁護士知事に芸人が作家が役者が負けているということが、一番何より情けなく思います。

目をそむけずにじっと観ていれば必ず解決策はある。 - 初めてだったの頃の気持ちを忘れずに持ち続けたい

橋下知事、応援しています。有権者として貴方に一票を投じた者として、橋下行政改革を支持する者として、自分の利権や身内の動きには左右されない事を約束します。いやまさか自分が、「自分たちの事しか考えずに行政に要望出す連中」の渦中に身を置く事になるとは思わなかった。