本当に訴えるべき相手は大阪府か?

パンがなければ大阪府に頼めばいいでしょう - タケルンバ卿日記

やっぱりどう考えても、ワッハの移転に反対している人たちは、大阪府にではなく、ビルの持ち主に「家賃を下げろ」と言うべきだと、こういうまとめを読むと改めて思います。大阪府は「上方演芸資料館」を残したいと思っているんだから敵ではないし、理解を求める相手は大阪府の知事でも議会でもなく、大阪府民な訳だし、そこに対する説明責任を果たしていない「存続運動」している人たちは、やっぱり説得力がないです。
年間2億8500万円なんていう巨費が、吉本興業に支払われていて、その施設が吉本や松竹の若手芸人の育成に使われているというのは、やっぱり府民はこのままでは納得してもらえないですよ、そこを納得するために、自分たちもここまで譲歩しますという案を出さないと、「料金を倍にして良いです」「施設でのボランティア活動で人件費を浮かします」「ワッハの劇場施設で収益ライブをやって、利益は全て寄付します」、そういう提案はあの署名活動に含まれているのでしょうか?
とりあえず完全に要求だけになって、反対するための反対になっているのは凄く気になる、勝ち目のある戦いとか、理解を求める説明が出来ないのでは、自分たちの要求とか希望だけを垂れ流すのは、中立的な人の心証を悪くする。