「中国自身がオリンピックを政治利用しているではないか」

「世界一の砲丸職人」と北京五輪の「悲劇」 : 活字中毒R。

職人のこだわりと誇り。なにが一番大切なことかも知っている男の言葉と行動です。

アルピニスト・野口健のブログ:チベット動乱〜北京五輪出場への条件〜

オリンピック出場の条件として国連などによる国際調査団の受け入れとダライラマとの直接対話を中国に強く要求するべきではないだろうか。オリンピックと政治は別問題とよく言われるが、本当にそうでしょうか。そもそもチョモランマの山頂にまで聖火リレーし、オリンピック開催までに急ピッチでラサを開発し、「中国のチベット」を演出しようとしている中国自身がオリンピックを政治利用しているではないか。「オリンピックと政治は別問題」は所詮は綺麗ごとであり、建前でしょうに、それを鵜呑みにしたらそれこそ中国の思うつぼでしかない
アルピニスト・野口健のブログ:チベット動乱〜北京五輪出場への条件〜

確かに日本のスポーツ関係者から、ただ「オリンピックをボイコットとかになると困る」というコメントしか出てこないのも、欧米のアスリートやスポーツ関係者のコメントと比べると、気になるんだよなあ、ボイコットが正しいとも言わないけど、あまりにも「オリンピックと政治は別問題」ということだけしか、繰り返し言わないのも幼い印象が否めない。

ヒュースホーウト「北京五輪開会式ボイコットの用意がある」 - mas.ciclismo小ネタ通信

ノルウェーを代表する自転車選手で、メダリストになってもおかしくない選手すら、こういう表明をしている事を、日本のマスコミやスポーツ界は、もう少し興味を持って中止しても良いと思う、追随しろとは言わないけど、受け止めて考える必要はある。

スポニチワールドサッカープラス:わたしは、北京五輪をボイコットする【金子達仁】

発言者が金子達仁ということもあって、このコラムに対して揶揄するようなコメントも多いのですが、でも欧州のスポーツ選手やジャーナリストの声拾うと、こういう意見は結構多いのよねえ、「スポーツと政治を絡めない」という考え方の方が、政治に利用されやすいという認識は広がりつつある。というかこのタイミングでこういう事を言う、金子たつーは、本当に気を見るに敏だわと、呆れて感心しました(苦笑)。