ユーザーが情報にみえる
ユーザーが情報にみえる : strange
コンピューターとかインターネット関連の事業者やサービスについて、固定観念だけで悪口言いたい人の典型的な型どおりのコメントとして、「ネットとかの血の通わないサービスは云々……」とかいうものがありますが、ここに書かれていることって、そういう型どおりの分かっていない批判として、若い世代やユーザーが一蹴してきたことは、実は当たっていたと言うことになってしまう事じゃないですか。
最近、あるオンラインショッピングで買い物して、届いた商品の箱を空けたら、全く注文した商品とは別の中身と、全く見知らぬ人の個人情報が明記された注文書が入っていたことがあって、そこはユーザーサポートを完全にシステムだけで処理するようになっていたんですが、そういう事態が完全に想定外だったらしく、このトラブルの内容を伝えることだけで物凄い時間がかかったし、実際に返品とかあと届かなかった商品が再送されるのも日数が必要になったし、僕の注文伝票が間違って届いたものが、きちんと回収されたかどうかは、いまだに分からないという状況なんですが、なんかユーザーサポートとかトラブル処理なんていうものは、絶対に効率化の犠牲にしては、カスタマーを対象としたビジネスをしている業者が絶対にやってはいけないこと何じゃないですかね?
いや本当はこんな古い台詞は吐きたくないけど、「動かしているのは人間」じゃないの? それが出来ないのなら「京都で任天堂を目指す」なんて事は言うなよ、それはあまりにも失礼すぎるというか、身の程を弁えていない。
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501) 佐々木俊尚 by G-Tools |