【お笑い】戦闘民族サイヤ芸人 R藤本 たった一人のお笑い決戦 : ニコニコ動画(RC2)

R藤本の「ヨシモト∞」出演時の総集編動画、R藤本が面白いのは、もうネットでお笑い見ている人は知っていることという前提で、僕も「やっぱり面白いなあ」ぐらいの感想なんですが、この動画を見ているとソラシドへの好感度が上がって仕方ない(笑)。ソラシドと鎌鼬の司会が良くて、他が結構糞味噌に言われているのは、まあ当然と言えば当然でしょうね、ただこれって「ドラゴンホール」の知識の有る無しだけが、左右したものではないと思うんですよ、例えばヘッドライトも「ドラゴンボール知らない」って言ってたけど、知ってる限りの単語を使って食らいついていたし、相手のキャラの邪魔になるようなことはしなくて、僕は良かった方の司会だったと思う。
そして他は総じて酷い出来で、言われているようにジャルジャルは論外だったわけですけど、ただジャルジャルがコメントでも叩かれてるけど、大阪の芸人って、みんなこういうことやっちゃうんだよね。まず「ドラゴンボール」を知らなくても、主人公が悟空とかぐらいは知ってるだろうし、ヘッドライトのように深入りしないで相手のキャラを立たせてあげることは出来るわけで、周りで一緒に出ている芸人さんもそうだけど、いまの大阪の芸人さんの弄りあい方が、相手を立たせる弄り方ではなく、相手を落とす弄り方が中心になっているのが良く分かる絵が結構多かったですね。
あと「ドラゴンボール」を知らないというのが、そもそもどうなのか? という話もあるんですが、別に漫画やアニメに興味がない人というのは当然いるし、無理して興味を持つ必要なんて無いんですよ、例えば上の動画なら0083のコウ・ウラキは別に司会者知らなくても良い(笑)。ただ「ドラゴンボール」とか「スーパーマリオ」とかは、マンガやゲームに興味が有るとか無いとか関係なく、ある程度の基礎情報は知っておくべき一般常識でしょう。特にMC役みたいな事をする役割があって、20代後半で30代前半なら、そういうネタをする芸人も多いだろうし、そういう情報を取り上げる番組に出ることだってあるでしょう。そこで「空気を読めない」というのは、さすがに僕も問題だと思う、芸人やゲスト、素人が空気読めないのと、司会者が空気を読めなかったり、作れないのは問題でしょう。だからジャルジャルはネタだけさせようよ(笑)。
10年ぐらい前までは、芸人さんのパロディネタの対象というのは、テレビドラマか音楽番組が中心だった、マッチやちあきなおみのモノマネとか、金八先生田村正和のドラマのパロディコントとかだった。例えばナンチャンの浅野温子の「101回目のプロポーズ」のパロディとかに対して、当時の同世代の芸人が「俺ドラマ見ないから分からない」といって大根かましたりは、あり得ないわけではないですか、まだ若手だから練習の場といえるかもしれないけど、でもこういう動画サイトとかで配信前提のコンテンツで、お笑いに理解の深いファン意外も見るんだから、やっぱり司会役は考えた方が良いでしょうね、「言葉を知らない」という話にも通じるけど、やっぱり知識とか教養というのはお笑いやっていくにあたっても大事だと思うよ、別に雑学を披露しろという意味ではなくね(笑)。