「福島に行け」発言は嘘? 相次ぐ火消し記事のKY感 : 馬券日記 オケラセラ

福永祐一の「『福島へ行け』発言事件」については、当ブログや馬耳東風さんのようにこの発言を「いかがなものか」と考える派と、レース後の興奮状態での勝負師の発言としては不当ではない、という考えの人たちがこの発言に対してコメントしたぐらいで済んでいた話で、その後に武豊がテレビで軟らかい表現で、五十嵐騎手の騎乗に対して批判的な立場を取り、2002年にゲーム関連の取材で武幸四郎「早く福島行け」という発言は、騎手の間では日常的に交わされている言葉である事が分かったりして、何となく収束していくような流れにあった時期に、競馬マスコミからこの発言に対しての遅い火消し記事が二つ出たが為に、せっかくみんなが忘れかけていた話が再燃してしまいました。
元の発言の賛否は一切関係なく、マスコミと騎手との関係、現場の競馬マスコミが完全に競馬関係者に対して、従属的な立場になっている事を、満天下に知らしめてしまった、非常に寂しい話題になってしまった。是非とも元記事となった時事通信社には、競馬ブックおよびサラブレ編集部についして、自社の記事に対して薄い根拠で「捏造呼ばわり」してきた件について、正式な抗議や反論を行って貰いたい。
この事件はもはや「福永失言事件」ではなく、「競馬マスコミによる、一般マスコミ記事に対する捏造呼ばわり事件」というのが、第一義となっている。競馬マスコミ、特に新聞記者がエージェントを兼ねている問題も含めて、日本の競馬マスコミと現場関係者の関係は、問題がありすぎる、ここを突破口に踏み込んでいくジャーナリストはいないだろうか?