よゐこの新番組など。 : タスカプレミアム

ウンナン、浜田さん、ナイナイと、最近の傾向としてテレビで一時代を築いた芸人が“上がり”を迎えると、後輩芸人などを連れて、ユルいロケバラエティをするというのが、お約束のルートになってきている。濃くない「タモリ倶楽部」というか、薄い「夜はクネクネ」の縮小再生産番組。
よゐこの番組は、せっかく久しぶりに松竹芸能の制作枠の深夜バラエティを得たんだから、もっと積極的に松竹芸人を起用して貰いたい。アナウンサーやディレクターが行ってるロケは、松竹の角座の若手にしても別に予算は変わらないでしょう。鹿児島さんは正念場でしょう。

ジャイケル、オセロの番組、すぽると!をザッピングしながら。 : タスカプレミアム

吉本の芸人大量投入企画は、「八方の楽屋ニュース」とか「オールザッツ漫才」が始まった頃は、年に一度のお祭りとして凄い楽しかったけど、ここまで定期的に各局で毎月のようにやられると、有り難みが薄くなってきて、飽きてくるという声が出るのも分かります。というか「ジャイケルマクソン」みたいな番組を毎週やっていたら、「オールザッツ漫才」の価値が低下してしまっている。
吉本芸人を大量に出す番組か、東京で売れなくなった芸能人や文化人を呼んできて、際どいトークをさせるだけになった、関西のテレビ局の番組制作能力は、相当低下していると言わざるを得ない。関西に独自の誇るべき放送文化があったのは、20年前までの話になりつつある。