爆笑オンエアバトル10月19日放送分 : 一汁一菜絵日記帳

オジンオズボーンのネタに対する「“のぞみ”も名古屋で止まるだろ」というのは、こういう事を言うと、そんな細かい所を気にする方がおかしいという人が、若手芸人が好きなお笑いファンには結構多くいるんですが、でもM-1とか賞レースの審査員はもちろんの事ながら、テレビ番組のオーディションなんかで審査しているのって、作家さんとか曲のプロデューサーとかみたいに、多少なりともインテリ入ってるような大人が見るわけですから、こういうのは絶対に引っかかる所なんですよね、毎年実力を評価されながらもM-1で三回戦で消えるのが常になっている人たちって、この辺の設定の作り込みの甘さとか、設定に対する基礎知識の間違いの多さというのが、目立つ人たちが多い印象は前々から持っています。オジオズはこんな事で躓くともったいないですから、うまく改善してもらいたいです。
イワイガワは昔の方が、オジサンキャラの作り込みがしっかりしていた気がする。
ヴィンテージはなんかハナのないCOWCOWって感じで、それで無理矢理作ろうとしている華があの衣装とかなんでしょうが、ホープ大賞の準決勝はもっと砕けていて、これはやりすぎだなあと思ったのを思い出しました。なんか面白いんだけど、これを許容してしまって良いのかなという倫理が、お客さんの方に働きそう(笑)。
そしてオフエアのbase二組に関してですが、マラドーナはああいうネタがしたいのなら、田中さんもカジュアルにするとか、武智さんがおとなしめのスーツ着るとかした方が良いかも知れないなと、ちょっとキャラクターとネタの内容の違和感が、悪い方向に出ていると思うんですが、でも武智さんのキャラを押すのなら、そういうのをもっとネタに織り込んでも良いですよね、大阪はどうもキャラクター漫才に対する評価が若手お笑い界では低いですが、元々はたかし・ひろし師匠やくにお・とおる師匠のようなキャラ漫才の伝統というのは、関西にもあったわけですし、来週の予告を見て思ったんですが、大阪の芸人さんでキャラを割り切って出せない人たちは、えんにちアイパー滝沢は、凄い見習うべき良いお手本のように感じてしまいました。
バラエティとかトークではキャラ出すのに、ネタになるとキャラ出さないというのは、いまの大阪の若手芸人の分かんない所なんですよねえ、まあそうやってキャラ出してたプラスマイナスやNON STYLEが、M-1や関西の賞レースで長く不遇だった時期を見ていたら、そういう風になるのも分かんなくはないですが、いまは二組とも認められているわけなんですが、確かにこの二組に「あざとい」みたいなマイナス評価が付いているのも事実な訳で、難しい所ですが、この辺は大阪のファンがもう少し寛容になっても良いのかな?