川淵、鬼武、犬飼の三人はサッカーの敵

川崎F 47本のシュートも…PKで涙 : Sponichi Annex

ということで昨日は川崎フロンターレが残念無念と思って沈んでいたら、一夜明けてとんでもない妄言が出てきましたよ。

専務理事が川崎に苦言=J1リーグの主力欠場で : スポーツナビ

スポーツ報知の記事の結びの言が全てでしょう。報知はよく言ったとこの記事に関しては褒め称えるべきです。Jリーグ31チームは鬼武、犬飼の両氏の罷免要求を出しましょう。川淵会長に対してもです。そしてJリーグのサポーターは一致団結して、こいつらの首を飛ばしましょう。出来ることならばその中心はセレッソとレッズのサポーターであることが望ましいかも知れない。こいつらはサッカーの敵だ。こいつらが侮辱したのはフロンターレじゃない、こいつらが侮辱したのはJリーグであり、サッカーそのものだ。こういう時にJリーグ自体を、サッカーそのものをサポーターは守らなければいけないのでは? という思いにさせられるし、日本サッカーがどこを向いているのかというのが、改めてよくわかる事例でした。
いやでもまずサポーターではなく、Jリーグ31クラブがチェアマンと専務理事の弾劾決議をするべきですよ、協会にクラブが舐められているとはこういう事ですよ。

川崎Fが準決想定の中東視察情報を浦和へ : nikkansports.com

このニュースを前にして、川淵、鬼武、犬飼の三人は恥を知るべきだと思う、日本サッカー界が挙党一致でACL制覇に向かっていることが分かる中で、協会の上だけがそうではないということがよく分かるニュースでした。

浦和が全員守備で耐え4強/アジアCL : nikkansports.com

しかしアジアを制するというのは、いかにサッカー以外の勝負が多いのか、アジアを勝ち上がること、それに必要なタフさを身につけること、どこまで世界や欧州と戦うのに必要なスキルなのかと思うと、改めて後藤健生の「日本もUEFAに所属したい」という言葉を妄言とは言えない。

Jリーグ15年の成果 : 武藤文雄のサッカー講釈

改めてフロンターレには拍手と喝采を送るべきということを、再確認させてくれるエントリー、こんなチームにこの状況で罵声を浴びせられる人間は、サッカー人ではなく、人としての品性や品格が問われるべきです。少なくとも大組織の長に相応しくはない。
フロンターレのようなプロヴィンチャと言っても良い規模のチーム予算のクラブが、ここまで躍進したことは讃えられるべきであり、それに対して苦言で迎えるような連中は、やっぱり「サッカーの敵」と言うことに、何の矛盾もためらいもない。

また「ベストメンバー」とかいう戯言ですか? : 電気じかけの三日坊主

サポーターというのは、チームのために選手と一緒に敵と戦う人たちです。しかし時々、対戦相手ではなく、サッカーそのものに対して敵がやってくるときがあります。それは人種差別であったり、ドーピングであったり、八百長であったり、色んな形でやってきます。そしてその中で一番多いのは、政治やお金を優先してサッカーそのものをないがしろにする人たちという形が、一番多い「サッカーそのものに対する敵」です。この敵に対してはサッカー人は全てに優先して戦わなくてはいけないと僕は考えます。川淵、鬼武、犬飼はサッカーの敵と言うのに、何のためらいもないです。鬼武の出身クラブも地元なら、川淵の出身地もほぼ地元です。ホンマ大阪が日本サッカーの敵を二人も送り出してしまって申し訳ないです。
しかし最後に言わせてほしい、僕にとってクラブワールドカップの場に日本代表として、始めてたって欲しい連中は浦和レッズでもガンバ大阪でもなく、川崎フロンターレの野郎共でした。

サッカーの敵サッカーの敵
サイモン・クーパー Simon Kuper 柳下毅一郎

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