神戸が三浦淳に強い姿勢、ゴネ得許さず : nikkansports.com

昨日も話題にしましたが、関西ではこの件は一部で大きく報道されているし、その報道内容はかなりアツ贔屓といって良い内容なので、あまり騒動を大きくするとラモスでなくても「タダで出せや」という声が巻き起こりかねないから、色々と慎重にヴィッセルのフロントは動いた方が良いと思います。もちろん選手の保有権はクラブの権利だから、きちんと移籍金が出る形で出るのが、一番ベターな形ですが、それに至るまでの経緯は、この報道内容が本当ならヴィッセルフロントは下手打ちすぎ。いまから高値で売ろうとしている選手について自ら傷を付けてから売ろうとしているように見えてしまう。
飼い殺しというのは、給料を払うからこそ出来るわけで、このヴィッセルのフロントの言い分は矛盾が多すぎるし、ワールドカップを捨ててまでチームのJ1昇格に賭けた選手に対する姿勢じゃない、少なくとも「移籍先を探している選手に給料を払いたくない」なんて相談をJリーグが聞き入れるなんて思えないし、もし聞き入れてしまったら、選手会は絶対に黙っていないですよ、給料を払いたくないのなら、三浦の身分はフリーにするべきだし、三浦をフリーにしたくない、移籍を認めたくないのなら、試合に出さずに給料を払うべきで、それが契約ってもんでしょう。本当にこんな馬鹿げた相談を、神戸フロントが恥さらしにもやってきたら、Jリーグ事務局は門前払いにすることを、心の底から願いたい。もしこんなアホなことを聞き入れたら、日本のプロサッカー選手の個人の権利というのは、守られないものだということを天下に知らしめることになるだけですよ、少なくとも「移籍先を探している選手にその期間の給料を払うのもおかしな話」という発言に関しては、選手会、あと全ての代理人が牙を剥いて対峙しないといけない、聞き捨てならない発言だと思います。
僕も最初は苦笑していたけど、今となってみたら、ラモス監督の言い分は正しかったかも知れない。