馬と競馬は誰のものか : 須田鷹雄の日常・非日常

やっぱり「お笑い競馬ライター」 : えむわにの日記

須田さんがこの件について、非常に中途半端な印象を受けるのは、もう単純に須田さんがスタンスを決めかねていることに尽きますよね、それを一番現しているのが、この前日の日記の梅津さんとのやり取りを書いているところで、一番良く出ていると思うんですが、結局須田さんが、いま文化人タレントもどきみたいなものになるのと、本格的な競馬評論家として立っていくか、という二者選択しなくちゃいけないポジションになってきて、どっちに行くのも悩んでいる、文化人タレントもどきみたいなものになってしまって良いのかというのと、須田さんが再三口にしているように、競馬業界が縮小傾向にある中で、競馬評論家として今後商売やっていけるのかという不安を抱えながら、いま結局目の前に出てきた分かれ道に、どっち進もうか迷っているときに、結構スタンスを決めかねないようなテーマを出してきてしまったから、中途半端に足踏みしているのかなあという気はしています。
別に僕はどっちに行っても、僕が期待している須田さんの方向には行けると思うので、そろそろ腹括って欲しいなあと思うのですが、本人は嫌がってるのかも知れないけど、梅津アナの指摘している須田さんの長所というのは、僕は食いっぱぐれしないスキルとして活かせると思うんですけどね。
とりあえず須田さんがサブカル的というか、アウトロー的な立場から競馬を語ろうとしても、本道的に競馬を語るという分野の人たちが、壊滅状態にある中ではカウンターには成り得ないから、そろそろ須田さんにはメインの方に行って貰いたいところです。10年前に須田さんがやっていた姿勢というのは、ブログとかネットとかやっている人たちに移ってしまっているから、須田さんは今の時代に置いてはスタンダードな視点を提供するところに移っても良いと思うし、そこが実は意外と一番人手不足なところだと思う。