「中央競馬黄金伝説 #50 ナイスネイチャ〜世界で一番好きな馬〜」

凄い力の入ったドキュメントで感動した。6年半という長い現役の馬でしたが、このクラスの馬にも関わらず1時間50分もの長尺の番組で、制作者の気合を感じまくりました。きっとこの映像作った人もナイスネイチャ好きだったんだろうなあと感動、有馬の本馬場入場とかの歓声凄いよね、明らかにそのレースの一番人気の馬とかに匹敵してる（笑）。90年代の前半の競走馬たちのタレントの個性の強さは、こうやって見ると際立っているように感じます。この世代の競走馬たちが、サンデーショックで種牡馬として不遇を囲ったのが、改めてもったいないと思った。
しかしナイスネイチャのドキュメントであり、亡くなった馬場厩務員さんのドキュメントでしたね、松永親子、渡辺牧場、関係者の顔がこんなに印象深く残る馬のドキュメントは、あるようでそんなにないです。なんかこう言っちゃうと軽くなるけど、こんなに愛に溢れている馬と馬の周辺はないですよね、こんな馬がもう出ないというより、競走馬と関係者とファンの関係が、こんな形で形として結集することが、もう無いだろうなあと、ツインターボの大逃げと共に、ノスタルジックな気持ちになりました。

ナイスネイチャ 世界で一番好きな馬 競馬 by G-Tools