待ってる時間で更に「モンキーターン」を一気読み

前回読んだところから、賞金王決定戦の直前ぐらいまでを一気読み、波多野の怪我・リハビリとかが一気読みだと思っていた以上に早く終わって、雑誌連載で追いかけていた人たちの書評とかだと、やっぱり印象に残っていた人多かったみたい何ですが、単行本一気読みのペースだとそんなに残らなかったかも、結構伏線とかライバル関係とかが手早い感じでもったいないと思ったんですが、洞口親子の対立とかもうちょっと引っ張っても良いのではと思ったけど、連載の時間だと6年とか7年分ぐらいなんですよね、そう思うと勢いのある週刊少年マンガ雑誌の連載作品のスピードって凄い。ただ洞口の性格の変化とか、波多野との対立ってやや唐突な感じがして、洞口のキャラ設定だけがこの作品を名作ではあるけど、超名作にはしなかったかなあと、残念に思うところです。
でも養成所時代の同期の人たちとか、魅力的なキャラで掘り下げていない人とかいっぱいいるし、未消化で終わりそうな伏線も多くてもったいないなと思うけど、それやってたら多分まだ終わってない（笑）。まあでも将来にサブキャラで短編とかは書いて欲しいかも、三船とか勝木とか主役で（笑）。
あと1999年ぐらいの描写なのに、なぜ関西に行ったらテレビで「パルナス」やアフロ時代の鶴瓶の「焼肉はや」のCMがテレビから流れているのか、いつの時代という設定なんだよこれと、作者の遊びに一応お約束でツッコミ、作者別に関西在住経験とかないんですよね？ なのに何故あのチョイス。昔始めて住之江に競艇見に来たときに見たCMだからなのかな？

モンキーターン (20) 河合克敏 by G-Tools