「たいようのマキバオー」第二話を読んだ

とりあえず自分としては月曜日はこれまでは「カイジ」の日だったけど、もう完全に月曜日と言えば「マキバオー」になりました。マキバオーの続編やると聞いたときは、期待と不安が半々でしたが、まさかこんな素晴らしい、名作の予感プンプンの一話、二話を見せられるとは思いませんでした。もう絶対に大月隆寛は、『週刊プレイボーイ』読みながら、今頃男泣きしていますよ、というか大月さんにはこの内容読んだら泣いてしまう人であってほしい(笑)。
文庫版マキバオー最終巻に涙無しには読めない、素晴らしい解説を書かれている大月隆寛さんですが、今回の「たいようのマキバオー」ではもうねお、週プレに毎週、今回の解説書いて貰いたいぐらい(笑)。
ドラマは全くまだ動いていない、プロローグの段階なのに、こんな凄い反響と(競馬ファンだけかも知れないけど)賞賛されてるのは凄いと思うし、まさかここまで真っ正面から、地方競馬、それも高知競馬をリアリズムで書いてくるとは夢にも思いませんでした。つの丸、凄いわ。
正直、前作マキバオーと違って、どこまで競馬を知らない人にも楽しめる競馬漫画になってるのか、これからなっていくかは分からないけど、あれを面白くないというマンガファンはいくらいても構わないけど、あれを面白くないという競馬ファンは、僕は競馬ファンと認めたくない。と、大月さんが乗り移ったようなことを言いたくなる(笑)、そのぐらい前回、今回とちょっとヤバかった。これこの先にコンビニで立ち読みとかしてたら、コンビニの雑誌売り場で号泣させられるような回が出てくると思うもん、これはもう週プレ買うしかないし、油断して電車とかで読んだら、絶対にエライ事になる日が出てくるよ。
いやでもこんなマンガが出てきて、日本の競馬ファンでマンガ読む人は幸せだと思った、これだけのジャンルマンガで、そのジャンルが好きな人に納得させる力があって、尚かつ面白いなんてそんなにないよ、SFマンガにおける「ファイブスター物語」みたいなもんですよ、競馬ファンにとって「マキバオー」は、しかもこっちは毎週きちんと連載してくれる作家だから、こっちの方が幸せかも知れない(笑)。

みどりのマキバオー (10)みどりのマキバオー (10)
つの丸

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