「爆笑オンエアバトル 第9回チャンピオン大会セミファイナルAブロック」
トータルテンボス 漫才「刑事の取調のシーン」
ドラマのワンシーンをやって、大村さんがおいしい所を全部持って行くネタ、定番のネタですがこれだけで押し切るバージョンを見たのは、自分は初めてでした。面白いんだけど何かが足りない気がする。これという山場があまりないんですよね、このネタに限らずトータルテンボスって、普通に毎回安定して面白いんだけど、その日の一番面白かったという印象が残るタイプじゃないなあと改めて感じました。
超新塾 漫才「UFOの目撃証言→友達を励ます」
純粋に今日一番笑ったのはここでした。もうベタベタなのが、これだけ畳みかけられると凄い心地良いわ、舞台が広いのは多人数の漫才向きだし、持ち時間がオンバトのチャンピオン大会って他のテレビの賞レースより長めなのが、こういう並列ボケの畳みかけタイプのお笑いにあってるのを感じました。靴からお金出すのは、あんまりお客さんに伝わってなかったのだけが残念(笑)。
大輪教授 漫談「素因数分解(海外ドラマ編)」
R-1って早口だったとか、アウェーのお客さんに伝わってなかったとか、審査員に意味を分かっていない人がいたとか、色々とありましたけど、「素因数分解」のネタの中でも、あのネタってあんまり良い出来じゃないような気が、今日改めて思いました。石原良純のネタの方をやってほしかった。なんてことを見終わった後に思いました。
三拍子 漫才「部活を止める友達を説得」
ファイナルでどういうネタ用意してるのか分かりませんが、このネタを普通にかけたらファイナルは優勝争い出来ると思うし、今年のM-1は決勝に上がれるんじゃないでしょうか? ツッコミの人が巧くなったというか、凄い耳心地の良い喋りになったと思う、10分とか15分のネタを聞きたくなった。ただああいうオチは何となく、M-1の審査員って決勝の人たちも準決勝の人たちも嫌いそうなイメージが自分の中ではあります。
チーモンチョーチュウ 漫才「旗上げゲーム」
キャン×キャン 漫才「隠れんぼ→レポーターの仕事」
東京03 コント「サングラス」
東京03って基本的に好みじゃないんだけど、そんな僕が心鷲掴みにされるネタほど、オンバトで得点低いのは寂しい(笑)。このネタと「お笑いホープ大賞」で優勝したときのネタが、僕の好きなネタの一位二位です。
ラバーガール コント「F1現地レポート」
これまたお馴染みの最近よくテレビでかけているネタ、「ゲンセキ」の時はそんなに良い印象無かったんですが、スタイルがあっという間に固まって、その後はコンスタントになにやっても面白いです。
THE GEESE コント「ヒーローインタビュー」
地方収録、チャンピオン大会ということなのか、珍しくかなりキャッチーなネタを持ってきたように思いました。6位は残念です。最初のワンセグで見ている野球中継のヒーローインタビュー受けている選手が、広島カープの選手にしてあるとかの細かい気遣いがニクい。喫茶店で携帯のワンセグ機能で野球中継見ているとか、最新のアイテムをさりげなく入れてるとか、この辺にセンスの高さを本当に感じます。
自分が好きだった上五つは、超新塾、三拍子、東京03、ラバーガール、THE GEESE の五組でした。実際の決勝進出は点数順にラバーガール、トータルテンボス、三拍子、キャン×キャン、超新塾の五組でした。
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